東証グロ-ス市場250指数は7日ぶりに反落、超低位銘柄に関心向かい主力は一服
*16:46JST 東証グロ-ス市場250指数は7日ぶりに反落、超低位銘柄に関心向かい主力は一服
東証グロース市場指数 765.02 +1.15 /出来高4億2641万株/売買代金1382億円東証グロース市場250指数 592.74 -0.16 /出来高2億2502万株/売買代金977億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数は7日続伸、東証グロース市場250指数は7日ぶりに反落。値上がり銘柄数は292、値下り銘柄数は280、変わらずは16。
14日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は242.75ドル高(+0.61%)の40008.39ドル、ナスダックは4.99ポイント高(+0.03%)の17192.60、S&P500は20.78ポイント高(+0.38%)の5455.21で取引を終了した。7月消費者物価指数(CPI)でインフレ鈍化継続があらたに確認され、利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。同時に想定通りの結果で、積極的な利下げを期待した買いが後退し、ナスダックはその後、下落に転じた。景気への悲観的見方が後退しダウは続伸し終盤にかけて、上げ幅を拡大。ナスダックはかろうじてプラス圏を回復し終了。
米国株上昇も足元の上昇に対する反動などが先行して、グロース市場はやや売り優勢となった。決算に絡んだ売買のほか、フルッタフルッタ<2586>やソレイジア・ファーマ<4597>など株価2桁の銘柄の売買が活発化で急騰したことから4億株超の売買高となったが、売買代金はさほど増えず。時価総額が大きいグロース市場コア20銘柄も弱かったことで、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はまちまちの展開となった。
時価総額上位銘柄では、米インフラ投資会社が1株3600円でTOB実施と発表したJTOWER<4485>がストップ高比例配分となったほか、スカイマーク<9204>、シーユーシー
<9158>も買われた。値上がり率上位には、PSS<7707>、FRONTEO<2158>、ファーストアカウンティング<5588>がランクイン。
一方、決算が嫌気された弁護士ドットコム<6027>、ジーエヌアイグループ<2160>
が急落したほか、昨日決算がネガティブ視されてストップ安となったアドベンチャー<6030>も大幅続落。値下がり率上位には、マーソ<5619>、トレンダーズ<6069>、グリーンモンスター<157A>がランクイン。
東証グロース市場コア指数採用銘柄では、JTOWER、スカイマーク、シーユーシーのほか、GENDA<9166>が買われた。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7707|PSS | 284| 80| 39.22|
2| 2586|フルッタ | 86| 20| 30.30|
3| 4476|AI CROSS | 1490| 300| 25.21|
4| 4485|JTOWER | 1730| 300| 20.98|
5| 7685|BUYSELL | 4450| 700| 18.67|
6| 6597|HPCシス | 1347| 210| 18.47|
7| 4597|ソレイジア | 58| 9| 18.37|
8| 2158|FRONTEO | 660| 100| 17.86|
9| 5588|ファーストA | 1060| 150| 16.48|
10| 3300|アンビDX | 1585| 223| 16.37|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 5255|モンスターラボ | 149| -80| -34.93|
2| 5619|マーソ | 1182| -300| -20.24|
3| 6069|Trends | 831| -198| -19.24|
4| 4883|モダリス | 145| -28| -16.18|
5| 6027|弁護士コム | 3110| -575| -15.60|
6| 5034|unerry | 2200| -390| -15.06|
7| 7063|バードマン | 847| -150| -15.05|
8| 5587|インバウンドPF | 674| -118| -14.90|
9| 157A|Gモンスター | 701| -121| -14.72|
10| 195A|ライスカレー | 970| -164| -14.46|
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