後場の日経平均は370円高でスタート、川崎船や商船三井などが高い
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;33056.55;+370.30TOPIX;2336.29;+14.94
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比370.30円高の33056.55円と、前引け(33080.37円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32930円-32990円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=142.00-10円と午前9時頃から30銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が一時下げに転じたが概ね小幅高水準で推移し0.2%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後に上げ幅を広げ3.1%ほど大幅に上昇している。
午後の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。週末ということに加え、来週は日銀金融政策決定会合が開かれることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあるようだ。一方、ダウ平均先物が時間外取引で底堅く推移し、また、香港ハンセン指数が大幅に上昇していることなどが東京市場の株価支援要因となっているもよう。
セクターでは、海運業、鉱業、非鉄金属が上昇率上位となっている一方、水産・農林業、保険業、電気・ガス業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、信越化<4063>、川崎船<9107>、野村マイクロ<6254>、商船三井<9104>、郵船<9101>、イビデン<4062>、アドバンテスト<6857>、住友林<1911>、INPEX<
1605>、ニトリHD<9843>が高い。一方、ANYCOLOR<5032>、三井住友<8316>、ディスコ
<6146>、東電力HD<9501>、アステラス薬<4503>、ソシオネクスト<6526>、東京海上<
8766>、富士通<6702>、レーザーテック<6920>、任天堂<7974>が下落している。
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