サークレイス---3Qは2ケタ増収・各段階利益は黒字化、各サービスの売上高が順調に推移
*12:58JST サークレイス---3Qは2ケタ増収・各段階利益は黒字化、各サービスの売上高が順調に推移
サークレイス<5029>は10日、2025年3月期第3四半期(24年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比30.9%増の27.01億円、営業利益が0.52億円(前年同期は0.90億円の損失)、経常利益が0.59億円(同0.89億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.70億円(同1.15億円の損失)となった。
コンサルティングサービスの売上高は前年同期比13.6%増の22.55億円となった。そのうち、コンサルティングの売上高は同10.7%増の11.88億円、AI&Data Innovationの売上高は同17.1%増の10.66億円となっている。Salesforceを主力としたコンサルティングサービスの売上は堅調に推移している。
SaaSサービスの売上高は同36.7%増の1.08億円となった。以前から要望の多かった、海外給与計算の新機能を実装したことにより、AGAVEの売上が好調に推移している。
アオラナウ(連結子会社)の売上高は3.37億円(前年同期は売上高-億円)となった。アオラナウはServiceNowのコンサルティングから開発・構築、運用保守、人材育成に至るまでのワンストップサービスを提供している。同社は、2023年8月にパソナグループとの共同出資により設立し、設立間もない会社ではあるものの、売上を堅調に伸ばし、2024年12月には初の単月黒字を達成した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比25.8%増の36.50億円、営業利益が1.82億円、経常利益が1.81億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.53億円とする期初計画を据え置いている。
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