新興市場銘柄ダイジェスト:売れるネット広告は一時ストップ安、コマースワンがストップ高
*16:29JST 新興市場銘柄ダイジェスト:売れるネット広告は一時ストップ安、コマースワンがストップ高
<9235> 売れるネット広告 2635 -410
一時ストップ安。24年7月期の営業損益予想を従来の2.50億円の黒字から0.09億円の赤字(前期実績1.51億円の黒字)に下方修正している。第2四半期累計(23年8月-24年1月)の成果報酬型のマーケティング支援サービスの売上高が低調で、当初計画比57.1%の1.63億円にとどまっているため。クラウドサービスの売上高も同81.7%の1.69億円と伸び悩んでいる。第2四半期累計の営業損益は、0.88億円の赤字で着地した。
<4496> コマースワン 932 +150
ストップ高。24年3月期の営業利益予想を従来の4.88億円から6.49億円(前期実績5.80億円)に上方修正している。SaaS型ECプラットフォームを提供するフューチャーショップの1人当たり平均売上額(ARPU)向上で粗利益が増加したほか、マーケティング費用への投資抑制が寄与した。併せて期末配当予想を従来の7.00円から11.00円に増額修正している。年間配当は38.00円(従来予想34.00円)になる見込み。
<4422> VALUENEX 1051 +150
ストップ高。従来未定としていた24年7月期の営業損益予想を0.59億円の黒字(前期実績0.38億円の黒字)と発表している。データ解析に対するニーズの継続的な高まりで米国のコンサルティングサービスが伸長すると見込む。また、ASPサービスも米国で好調に推移する見通し。第2四半期累計(23年8月-24年1月)の営業損益は0.83億円の赤字(前年同期実績0.18億円の赤字)で着地した。
<5595> QPS研究所 3875 +300
大幅に反発。東証が18日から信用取引に関する規制措置を解除したことから、売買が活性化するとの期待が広がり買い優勢となっている。東証は前営業日まで新規の売付及び買付に係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする規制措置を実施していた。日証金も増担保金徴収措置を解除している。同様に規制を解除されたELEMENTS<5246>も3日ぶりに反発している。
<7110> クラシコム 1550 +130
大幅に3日続伸。24年7月期第2四半期累計(23年8月-24年1月)の営業利益を6.54億円と発表している。説明資料によると、第2四半期(23年11月-24年1月)は前年同期比55.5%増。アパレル、キッチン、インテリア雑貨を主力とする「北欧、暮らしの道具店」が成長したほか、ファッションD2Cブランド「foufou」の連結子会社化などが寄与した。通期予想は9.45億円で据え置いた。進捗率は69.2%に達している。
<4014> カラダノート 635 +100
ストップ高。24年7月期第2四半期累計(23年8月-24年1月)の営業損益を0.55億円の黒字(前年同期実績0.97億円の赤字)と発表している。家族サポート事業の累計契約者数が順調に増加した。また、フロー型ビジネスのライフイベントマーケティングで大手企業向け案件の新規受注・完了に加え、ヘアケア・衛生用品関連商材への送客が堅調に推移したことも黒字転換の要因となった。通期予想は0.50億円の黒字で据え置いた。
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