注目銘柄ダイジェスト(前場):クラウディア、カーブスHD、技研製作所など
*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):クラウディア、カーブスHD、技研製作所など
クラウディア<3607>:463円(+80円)
ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は8.9億円で前年同期比9.5%増となり、通期計画の6億円、前期比8.4%増を超過する形になっている。ブライダル市場全般の緩やかな回復傾向が続く中、BtoB領域にも回復が拡大し、ホールセール事業の動きが活発化しているもよう。ハワイウェディングの回復も大きく寄与しているようだ。なお、同社の業績は第1四半期に傾注する傾向とはなっている。
アネスト岩田<6381>:1231円(+97円)
大幅反発。前日に発表した自己株式の取得実施が買い材料となっている。発行済み株式数の3.69%に当たる150万株、15億円を取得上限としており、取得期間は1月11日から6月28日まで。より一層の株主還元の強化と資本効率の向上を図ることを取得目的としている。当面の需給改善を期待する動きが優勢となっている。なお、同社の自社株買いは22年1月から4月にかけて5億円を取得して以来となる。
ANYCOLOR<5032>:3405円(+195円)
大幅続伸。ゴールドマン・サックス証券では投資判断「買い」、目標株価4700円で新規カバレッジを開始。VTuber事務所はファンへのグッズ販売や法人顧客へのキャラクターのライセンスアウトなど多様な収益源を有するほか、キャラクターIPを保有し演者のリテンション率も高いことから、持続的な業績拡大が可能と判断しているようだ。コマース事業の持続的な売上高成長を背景に、今後3年間の営業利益年平均成長率は33%を見込むとしている。
カーブスHD<7085>:729円(+67円)
大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は10.4億円で前年同期比63.9%増となっている。据え置きの上半期計画が20.8億円で同2.3%増であり、想定以上の大幅増益決算となる形に。会員数の増加に伴うロイヤルティ等収入増加、会員向け物販収入の増加に加えて、広告効率改善に伴うマーケティングコストの減少も寄与した、なお、能登半島地震における今期業績への影響は軽微とも見込んでいるようだ。
技研製作所<6289>:2149円(+242円)
大幅続伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は12億円で前年同期比6.7%増となり、据え置きの上半期計画22億円、同2.5%増に対して順調な進捗となる形に。建設資材高騰などが大型特殊機の販売に影響したものの、新型機「F112」の入れ替え需要が堅調だったほか、ブラジル、シンガポールで大型特殊機などの売上を計上したもよう。鋼管杭回転切削圧入機「ジャイロパイラー」を東南アジアで初納入したとも発表している。
Kudan<4425>:1127円(+57円)
大幅に3日続伸。ドイツ交通・デジタルインフラ省と欧州地域でのデジタル化に向けた連携を開始したと発表している。欧州での今後のデジタルアセット管理推進のため、公共事業、交通、産業、自治体などの主要な公共・民間プロジェクトへのKudanグループの関与を支援するという。同省は、交通運輸やデジタル関連のインフラに関わるドイツ連邦政府機関で、デジタルツインやロボティクス、自動運転などの領域を管轄している。
日本電解<5759>:1084円(+39円)
大幅に反発。銅箔製造の台湾企業LCYT及びLCY Internationalと資本業務提携を締結すると発表している。日本電解はLCY Internationalに新株予約権2万2592個(潜在株式数225万9200株)を割り当てる予定。調達資金の約24.3億円は米国子会社の設備投資に充てる。車載電池用銅箔需要の先送りを受け、米オーガスタ工場の着工時期は遅らせる。LCYTとは地理的顧客ポートフォリオの相互補完と拡大などを図る。
プログリット<9560>:1308円 カ -
ストップ高買い気配。24年8月期第1四半期(23年9-11月)の営業利益を前年同期比107.7%増の3.21億円と発表している。英語コーチングサービス「プログリット」の継続的な品質向上と改善に取り組んだほか、サブスクリプション型の英語学習サービス「シャドテン」の有料課金ユーザーが増加し、利益倍増に寄与した。通期予想は前期比22.7%増の6.10億円で据え置いた。進捗率は52.6%に達している。
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