日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均大幅に4日ぶり反発、ファーストリテやアドバンテストが2銘柄で約330円分押上
*16:37JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均大幅に4日ぶり反発、ファーストリテやアドバンテストが2銘柄で約330円分押上
8日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり221銘柄、値下がり3銘柄、変わらず1銘柄となった。
7日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は349.26ドル安の37965.60ドル、ナスダックは15.47ポイント高の15603.26で取引を終了した。米中貿易摩擦の深刻化を警戒した売りに寄り付き後、下落。その後、トランプ大統領が90日の相互関税停止を検討しているとの話題が報じられ、期待感が広がり一時大きく買い戻され、大幅反発した。しかし、政府が報道を否定したため相場は再び下落に転じる荒い展開となった。ただ、半導体のエヌビディアなどが下げ止まり、相場の下値を支え、ナスダックはプラス圏をかろうじて維持し、まちまちで終了。
米国株は高安まちまちだったが、為替が1ドル148円台を回復したことなどから、東京市場は買い戻し優勢で取引を開始。日経平均は、225先物などの買戻しが先行し上げ幅を広げ、33000円台を回復した。自動車株や銀行株、防衛関連など足元急落していた銘柄を中心に買戻しが入り、プライム市場の99%が上昇する全面高の展開となった。
大引けの日経平均は前日比1876.00円高(+6.03%)の33012.58円となった。東証プライム市場の売買高は26億3771万株。売買代金は5兆4198億円。全業種が上昇するなか、非鉄金属、保険、銀行、証券・商品先物、電気機器の上げが目立った。東証プライム市場の値上がり銘柄は99.0%、対して値下がり銘柄は0.7%となっている。
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約172円押し上げた。同2位はアドバンテスト<6857>となり、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>、信越化<4063>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは第一三共<4568>となり1銘柄で日経平均を約1円押し下げた。同2位はスズキ<7269>となり、JR東<9020>がつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 33012.58(+1876.00)
値上がり銘柄数 221(寄与度+1878.92)
値下がり銘柄数 3(寄与度-2.92)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 43810 2160 172.43
<6857> アドバンテ 5629 595 158.33
<8035> 東エレク 18550 1490 148.68
<9984> ソフトバンクG 6542 707 141.10
<6098> リクルートHD 7499 861 85.92
<6762> TDK 1317.5 135.5 67.61
<4063> 信越化 3879 330 54.88
<6758> ソニーG 3218 209 34.76
<8766> 東京海上HD 5076 574 28.64
<7203> トヨタ自動車 2428.5 162 26.94
<9766> コナミG 17500 775 25.78
<6954> ファナック 3300 148 24.61
<9433> KDDI 2373 59 23.55
<5803> フジクラ 4293 700 23.28
<7974> 任天堂 9841 647 21.52
<7832> バンナムHD 4612 210 20.96
<6988> 日東電工 2448.5 123.5 20.54
<6146> ディスコ 26590 2990 19.89
<7733> オリンパス 1783.5 144 19.16
<6367> ダイキン工業 15640 480 15.97
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4568> 第一三共 3356 -19 -1.90
<7269> スズキ 1563 -7.5 -1.00
<9020> 東日本旅客鉄道 2939 -2.5 -0.02
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