新興市場銘柄ダイジェスト:アディッシュ、HOUSEIがストップ高
*15:28JST 新興市場銘柄ダイジェスト:アディッシュ、HOUSEIがストップ高
<4178> Sイノベーション 836 -70
大幅に3日ぶり反落。前日にストップ高まで買われた反動で利益確定売りに押されている。Sharing Innovationsは25日に中部エリアを拠点に顧客管理ソリューションのSalesforceに特化した事業を展開するコンティニュー(名古屋市)を完全子会社化すると発表。関西エリア、中部エリアに続くビジネス拠点の拡充を好感して翌営業日の28日に20%近くも急騰したため、買い一服感が出ているようだ。
<7093> アディッシュ 1487 +300
ストップ高。子会社のアディッシュプラス(那覇市)とともに、総務省請負事業「デジタル・シティズンシップの考え方を踏まえたICTリテラシーの向上に関する調査研究」を落札し、請負契約を締結したと発表している。全世代のICT活用に向けたリテラシー向上に向けた全体像の整理、リテラシーを優先して取得するべきセグメントに関する調査、リテラシーを身につけるためのコンテンツの作成などを実施する。
<5035> HOUSEI 665 +100
ストップ高。米ユニコーン企業のWebflowとパートナーシップ契約を締結したと発表している。Webflowはノーコードフロントエンドウェブ開発ソリューションの世界的リーダーで、同社のクラウドベースのノーコードウェブデザイン及び開発プラットフォームは200万人以上のユーザーを確保しているという。提携により、Webflowの先進的なノーコード技術の力を活用して日本企業のDXを加速させることを目指す。
<7082> ジモティー 1920 +128
大幅に3日ぶり反発。10万株(約1.79億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.97%。29日朝方の立会外取引(ToSTNeT-3)で買い付けを委託する。買い付け価格は28日終値の1792円。また、1月から大阪府堺市が開始したジモティーの地域情報サイトを通じたリユースの実証事業で、不要品の譲渡で約0.7トンのごみ減量が実現したという。
<4418> JDSC 1001 +23
大幅に続伸。ソーラーシェアリングでの太陽光パネルの最適な配置を実現する日射量推定機械学習モデルを東京大学大学院と共同で構築したと発表している。研究成果を取りまとめた論文を10月に発表する。ソーラーシェアリングは、農地として耕作しながら太陽光パネルを設置して発電するもの。JDSCは東急不動産ホールディングス<3289>傘下の東急不動産など12社と連携し、実証施設で共同実証実験を実施している。
<6696> トラースOP 392 +11
大幅に続伸。取引先からシステム開発案件を受注したと発表している。受注金額は0.44億円(税込)で、契約納期は12月の予定。売上高への計上は24年1月期第3四半期から第4四半期を予定している。案件受注が好感されていることに加え、トラース・オン・プロダクト株は3日に直近安値(334円)を付けてからは堅調な推移が続いており、底打ち感も買いを後押ししているようだ。
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