エリアリンク Research Memo(8):2024年12月期から中間配当を実施、配当性向の目安35%を達成
2025年03月24日 14:08
銘柄/投資戦略
*14:08JST エリアリンク Research Memo(8):2024年12月期から中間配当を実施、配当性向の目安35%を達成
■株主還元策
エリアリンク<8914>は株主還元を重要な経営課題の1つと位置付けており、配当によることを基本としている。また、株主配当については、中長期的な事業計画に基づき、市場環境や設備投資のタイミングを見ながら、内部資金の確保や財政状態、利益水準などを総合的に勘案したうえで、2024年12月期より配当性向の目安を30%から35%に変更するとともに、中間配当の開始により期末配当と合わせて年2回の配当を実施することを基本方針としている。
2024年12月期は好決算を反映して、1株当たりの中間配当19.5円(2024年7月1日付で1株につき2株の割合で実施した株式分割を過去に遡及して修正後)、期末配当25円、合計44.5円(前期比6.0円増)への増配を実施し、配当性向は35.3%であった。2025年12月期についても、中間配当25.0円、期末配当23円、合計48.0円(同3.5円増)への増配を予定し、配当性向は35.6%と引き続き目安とする35%の達成を目指している。
同社は新たな中期経営計画に基づいて、顧客から安定収益を得るストックビジネスを中心に意欲的な増益を計画しており、株主還元にも前向きであることから、業績計画達成に伴いさらなる増配が期待できると弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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