新興市場銘柄ダイジェスト:ホープは大幅に続伸、ハイアスがストップ高
*15:36JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ホープは大幅に続伸、ハイアスがストップ高
<3814> アルファクス 595 -63
大幅に反落。前日にストップ高まで急伸した反動で利益確定売りが出ている。「政府は中小企業のロボット導入など省人化に向けた設備投資を後押しする」と一部メディアが報じたことを手掛かりに、17日は配膳AIロボットなど外食産業向け各種ロボットを取り扱うアルファクス・フード・システムに買いが殺到した。ただ、値幅取りを狙う短期筋の資金が中心だったとみられ、本日は売り優勢の展開となっている。
<6192> ハイアス 105 +30
ストップ高。スポーツ型アミューズメントパーク施設「ニンジャ☆パーク」を運営するゴールドエッグス(東京都港区)の全株式を取得し、子会社化すると発表している。取得価額は3.76億円で、異動後の議決権所有割合は100%。ゴールドエッグスの主な顧客である家族世帯へのアプローチのほか、住まい体験の拡充を通じたマーケティングの強化が目的。24年9月期の業績に与える影響は精査中としている。
<7093> アディッシュ 1379 +300
ストップ高。複数のメディアが「岸田文雄首相は20日召集の臨時国会で、自家用車を使って顧客を有償で送迎する『ライドシェア』導入の検討を表明する調整に入った」と報じ、グループでマッチング型ライドシェアサービスを手掛けるアディッシュが関連銘柄の一角として物色されている。報道によると「所信表明演説の原案に地域交通の担い手不足などへの対応策として盛り込む」という。
<6195> ホープ 282 +27
大幅に続伸。24年3月期第2四半期累計(23年4-9月)の営業利益予想を従来の0.47億円から1.42億円(前年同期実績2.23億円)に上方修正している。広告事業の媒体販売やジチタイワークス事業のサービス受注が当初予定よりも先行するなど好調なため。マーケティングコストなどの営業費用が抑制できたことも利益を押し上げる見込み。通期予想(2.25億円)は据え置いたが、修正の必要が生じた場合は速やかに知らせるとしている。
<7317> 松屋R&D 637 +7
4日ぶり反発。24年3月期の営業利益予想を従来の7.30億円から8.60億円(前期実績6.11億円)に上方修正している。血圧計腕帯を中心にメディカルヘルスケア事業で受注が当初予想よりも増加しているため。また、セイフティシステム事業の受注が順調に推移していることも利益を押し上げる見通し。前日に直近安値(630円)を付けるなど3日続落していたことも値頃感につながっているようだ。
<5139> オープンワーク 3415 +180
大幅に続伸。11月1日を基準日として1株につき4株の割合で分割すると発表している。自社株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家層の拡大と流動性の向上を図ることが目的。株式分割に伴って定款を一部変更し、発行可能株式総数を1050万株から4200万株に引き上げる。株式分割が好感されていることに加え、株価が25日移動平均線を上回ったことから先高期待も買いを支える要因となっているようだ。
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