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フォーシーズHD---3Q増収、再生可能エネルギー事業への参入として太陽光発電事業を始動

2024年08月16日 12:56 銘柄/投資戦略

*12:56JST フォーシーズHD---3Q増収、再生可能エネルギー事業への参入として太陽光発電事業を始動 フォーシーズHD<3726>は9日、2024年9月期第3四半期(23年10月-24年6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.0%増の16.72億円、営業損失が0.74億円(前年同期は1.54億円の損失)、経常損失が0.82億円(同1.56億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.89億円(同1.57億円の損失)となった。

同社グループにおいては業績回復に向けて、各セグメントそれぞれの営業スタイル特性に合わせた施策を積極的に推進していたが、当第3四半期累計期間の経営成績は、「通販事業」においては売上・利益ともに予測どおりで進捗しており、「卸売事業」においては引続き利益が予測を大きく超えている。しかし、「コンサルティング事業」においては売上が予測から大きく落ち込んだこと、「リテール事業」の損失が予測よりも大幅に上回ったことにより、売上高は増収となり、各段階の損益面では損失となった。

当第3四半期におけるトピックスについては、2024年5月10日公表のとおり、第三者割当による新株式発行にて9.28億円の資金調達を行っている。当該資金調達の一部を元手として再生可能エネルギー事業へ参入しており、2024年6月27日公表のとおり太陽光発電事業を始動した。また、各セグメントに共通する商品開発部門を含めた管理部門としては、コンセプトにマッチした商品開発のスピード化や原価の低いOEM商品の開発、全社において同社グループの文化となっているコスト削減プロジェクトを継続的に推進している。商品においては、Aroma Bloomからボディケアカンパニーのファイテンとの共同企画商品「アロマブルームメタックスアロマティックローション」を2024年2月23日から発売し、約60日で完売した後、2024年6月8日から販売を再開し、引続き店舗、ECでの売上は好調に推移しており、卸販売先の契約も順調に拡大している。

また2024年9月期通期については、同社が再生可能エネルギー事業へ参入し、また既存事業においては第16回新株予約権の発行及び行使により調達した資金の一部をマーケティング強化のための費用に充当し、売上を拡大する施策を準備中であり、現時点では通期連結業績予想を合理的に把握することが困難であるとして、引き続き未定としている。

<SO>

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