豪ドル週間見通し:上げ渋りか、インフレ関連指標が手掛かり材料に
2025年02月22日 14:40
市況・概要
*14:40JST 豪ドル週間見通し:上げ渋りか、インフレ関連指標が手掛かり材料に
■反落、日豪金利差縮小の思惑強まる
今週の豪ドル・円は反落。米関税政策への警戒は一服したが、日本銀行による早期追加利上げの可能性が高まったことから、リスク回避の豪ドル売り・円買いが活発となった。週末前に米国株式と原油先物が下落したことも豪ドル売り・円買いにつながったようだ。取引レンジ:94円32銭-97円33銭。
■上げ渋りか、インフレ関連指標が手掛かり材料に
来週の豪ドル・円は上げ渋りか。豪準備銀行(中央銀行)は追加利下げを実施したが、インフレのさらなる緩和の可能性は高まっていない。1月消費者物価指数が市場予想と一致した場合、リスク選好的な豪ドル買い・円売りはやや抑制される可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・26日:1月消費者物価指数(12月:前年比+2.5%)
予想レンジ:93円50銭-96円50銭。
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