日経VI:低下、朝高の後は株価軟調だが警戒感は広がらず
2025年03月13日 16:35
市況・概要
*16:35JST 日経VI:低下、朝高の後は株価軟調だが警戒感は広がらず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13日、前日比-0.88(低下率3.17%)の26.91と低下した。なお、高値は26.91、安値は25.09。昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちだったが、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では引き続きトランプ関税の不透明感や米景気後退の可能性が意識され、日経225先物は朝方の買い一巡後は上値の重い展開となったが売り急ぐ動きは見られなかったこともあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは広がらず、日経VIは低下幅を徐々に縮めたものの、終日、昨日の水準を下回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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