買い先行、自律反発継続か
2025年03月06日 08:25
銘柄/投資戦略
*08:25JST 買い先行、自律反発継続か
[本日の想定レンジ]
5日の米NYダウは485.60ドル高の43006.59、ナスダック総合指数は267.57pt高の18552.73、シカゴ日経225先物は大阪日中比275円高の37695円。本日は、トランプ米政権が4日に発動したメキシコとカナダへの関税について、自動車への適用を1カ月免除すると発表したことが好感され上昇した前日の米国市場の流れが波及し、買い先行で始まり、自律反発局面が続くことが予想される。前日は上下にヒゲを出し、胴体はここ数日より短い小陽線を形成した。売り買いが交錯し、市場センチメントの判断が難しいとして見送る姿勢が強くなることが想定されるが、上ヒゲが一時2月19日以来9営業日ぶりに5日移動平均線(37589円)を上回るなど、短期的な下げ止まりが意識されそうだ。トランプ関税に対する過度な懸念がやわらぎそうなことも投資家心理を上向かせる要因になるだろう。ただ、5日線や25日線(38691円)は下落基調が続いているだけに下落リスクが内包していることには注意が必要だろう。上値のめどは一目均衡表の転換線である37891円や節目の38000円、下値のめどは節目の37000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限37900円-下限37000円
<SK>
