東証グロ-ス市場250指数は大幅反落、米国株安や金融所得課税の話を嫌気
*16:48JST 東証グロ-ス市場250指数は大幅反落、米国株安や金融所得課税の話を嫌気
東証グロース市場指数 831.83 -35.31 /出来高2億1559万株/売買代金1408億円東証グロース市場250指数 651.78 -28.79 /出来高1億4985万株/売買代金1225億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はともに大幅反落。値上がり銘柄数は33、値下り銘柄数は546、変わらずは6。
3日の米国株式市場は大幅反落。ダウ平均は626.15ドル安(-1.51%)の40936.93ドル、ナスダックは577.33ポイント安(-3.26%)の17136.30、S&P500は119.47ポイント安(-2.12%)の5528.93で取引を終了した。8月ISM製造業景況指数が予想を下回ったためハードランディング懸念も強まり、寄り付き後、下落。ダウは史上最
高値からの利益確定売りも加速し、終日売りが先行した。エヌビディアなど半導体セクターの売りもさらなる圧力となり、ナスダックも大きく売られ、終盤にかけ、相場は下げ幅を拡大。
米国株安や為替の円高推移など外部環境の悪化を受けて、グロース市場は売り優勢で取引を開始した。自民党総裁選で金融課税所得の話が蒸し返されたことも売り材料視されて、足元上昇していた主力株を中心に売り圧力の強い地合いに。グロース市場250指数はほぼ安値引けとなった。
個別では、タイミー<215A>、インテグラル<5842>、GENDA<9166>など直近上昇していた主力株が売られたほか、ウェルスナビ<7342>、ジーエヌアイグループ<2160>も売られた。値下がり率上位には、フルッタフルッタ<2586>、シンカ<149A>、サイジニア<6031>がランクイン。
一方、経営体制刷新を発表したバードマン<7063>が一時ストップ高となったほか、資本業務提携が引き続き材料視されて農業総合研究所<3541>が買われた。値上がり率上位には、ZUU<4387>、アイビス<9343>、イード<6038>がランクイン。
なお、東証グロース市場コア指数採用銘柄では、ウェルスナビ、ジーエヌアイグループ、GENDAのほか、フリー<4478>、セーフィー<4375>などが全ての銘柄が売られた。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7362|T.S.I | 1760| 300| 20.55|
2| 4316|ビーマップ | 529| 80| 17.82|
3| 7063|バードマン | 595| 81| 15.76|
4| 3692|FFRI | 2203| 115| 5.51|
5| 4387|ZUU | 795| 37| 4.88|
6| 6034|MRT | 714| 30| 4.39|
7| 9343|アイビス | 4465| 185| 4.32|
8| 3541|農業総合研究所 | 366| 13| 3.68|
9| 6038|イード | 804| 25| 3.21|
10| 6577|ベストワン | 3645| 90| 2.53|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2586|フルッタ | 84| -13| -13.40|
2| 9241|FLN | 1667| -241| -12.63|
3| 7083|AHCグループ | 1387| -191| -12.10|
4| 7409|AeroEdge | 1883| -225| -10.67|
5| 149A|シンカ | 792| -91| -10.31|
6| 4393|バンクオブイノベ | 5730| -640| -10.05|
7| 6031|サイジニア | 565| -61| -9.74|
8| 9522|リニューアブルJ | 629| -65| -9.37|
9| 4889|レナサイエンス | 371| -37| -9.07|
10| 7359|東京通信G | 363| -36| -9.02|
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