後場の日経平均は168円高でスタート、良品計画やルネサスなどが高い
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;32959.84;+168.04TOPIX;2363.55;+5.00
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比168.04円高の32959.84円と、前引け(32983.37円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32860円-32920円のレンジで強含みもみ合い。ドル・円は1ドル=145.60-70円と午前9時頃から50銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ一進一退で0.1%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は朝方は下げる場面があったが、その後はプラス圏で底堅く推移し0.9%ほど上昇している。
後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。米国で今晩、11月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、また、日本時間14日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあるもよう。一方、ダウ平均先物や香港ハンセン指数が底堅い動きとなっていることが東京市場で安心感となっているようだ。
セクターでは、電気機器、非鉄金属、不動産業が上昇率上位となっている一方、銀行業、鉱業、繊維製品が下落率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、良品計画<7453>、ルネサス<6723>、霞ヶ関キャピタル<3498>、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>、デンソー<6902>、SUMCO<3436>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、日立<6501>が高い。一方、りそなHD<
8308>、ソシオネクスト<6526>、東電力HD<9501>、ゆうちょ銀行<7182>、第一三共<4568>、メルカリ<4385>、TOWA<6315>、三菱UFJ<8306>、アステラス薬<4503>、ニトリHD<9843>が下落している。
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