東京為替:ドル・円は伸び悩み、ドル買い抑制
*17:25JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、ドル買い抑制
25日の東京市場でドル・円は伸び悩み。仲値にかけての国内勢による売り一服後はドルの買戻しが強まり、148円56銭から148円86銭まで値を上げた。ただ、米雇用情勢が主要テーマとなるなか今晩の新規失業保険申請件数が注目され、午後はドル買いは抑制。
・ユ-ロ・円は174円50銭から174円86銭まで上昇。
・ユ-ロ・ドルは1.1753ドルから1.1730ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値45,600.07円、高値45,824.69円、安値45,503.31円、終値45,754.93円(前日比124.62円高)
・17時時点:ドル・円148円70-80銭、ユ-ロ・円174円60-70銭
【金融政策】
・スイス国立銀行(中銀):政策金利:0.00%(予想:0.00%、前回:0.00%)
【要人発言】
・スイス中銀(声明)
「世界経済の動向、米国の関税と継続的な高い不確実性で抑制」
「今後数四半期にわたり世界経済の成長が鈍化すると予想」
「米インフレ率は当面高止まり、ユーロ圏では目標水準付近で推移」
「貿易障壁の引き下げ、世界経済の減速がさらに顕著になる可能性」
「世界経済が予想以上に回復力を発揮する可能性も否定できない」
「米国の関税大幅上昇によりスイスの経済見通しは悪化」
「関税は特に輸出と投資を鈍化させる可能性が高い」
「機械・時計製造業界の企業が特に影響を受ける」
「この環境下では失業率は引き続き上昇も」
・日銀7月会合議事要旨
「通商政策の影響など、もう少しデータ得た上で政策判断すべき=ある委員」
「政策金利を中立金利に向けて戻すこと、歪み抑制でも望ましい=1人の委員」
「政策金利は中立金利下回っている、今後も可能な時期に利上げを=別のある委員」
「過度に慎重になって利上げタイミングを逸することないよう留意必要=同委員」
「米経済が想像以上に持ちこたえれば、早ければ年内にも様子見解除か=1人の委員」
【経済指標】
・特になし)
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