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東証グロース市場250指数先物概況:米国によるEU関税警戒が波及し反落

2025年02月03日 16:30 市況・概要

*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:米国によるEU関税警戒が波及し反落 2月3日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比10pt安の634pt。なお、高値は637pt、安値は629pt、日中取引高は4418枚。先週末31日の米国市場のダウ平均は反落。PCEコア価格指数でサプライズなく、金利低下で寄り付き後、上昇。トランプ政権による関税発動が3月まで先送りされるとの報道が好感され一段高となった。その後、政府の報道官が報道を否定し、2月1日から関税を開始する計画にかわりはないことを明らかにしたため警戒感が強まり売りが加速し下落に転じた。アップルの決算を好感し大きく上昇していたナスダックも下落に転じ、相場は終盤にかけ下げ幅を拡大した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比10pt安の634ptからスタートした。米国株安の影響で朝方から弱含む中、トランプ大統領が近いうちにEUへの関税を行うとのコメントが伝わり、世界経済の悪化懸念から日本市場全体に売りが波及した。一方、25日移動平均線の位置する629pt処では、積極的に押し目を買う動きが高まり、引きにかけて下げ幅を縮小。634ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルHD<141A>やジーエヌアイ<2160>などが下落した。

<SK>

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