東京為替:ドル・円は伸び悩み、147円後半から失速
*17:10JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、147円後半から失速
7日の東京市場でドル・円は伸び悩み。早朝に144円31銭を付けた後、日銀副総裁の見解がハト派寄りと受け止められ円売り優勢の展開に。午後も日経平均株価の強含みで円売りが続き147円90銭まで上値を伸ばした。午後は円売り縮小で、ドルは失速した;
・ユーロ・円は157円79銭から161円42銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0931ドルから1.0905ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値34,122.35円、高値35,849.77円、安値33,739.46円、終値35,089.62円(前日比414.16円高)
・17時時点:ドル円146円80-90銭、ユーロ・円160円30-40銭
【経済指標】
・NZ・4-6月期失業率:4.6%(予想:4.7%、1-3月期:4.3%)
・NZ・4-6月期雇用者数増減:前期比+0.4%(予想:-0.2%、1-3月期:-0.2%)
・中・7月輸出:前年比+7.0%(予想:+9.5%、6月:+8.6%)
・中・7月輸入:前年比+7.2%(予想:+3.2%、6月:-2.3%)
・独・6月鉱工業生産:前月比+1.4%(予想:+1.0%、6月:-3.1%←-2.5%)
・独・6月貿易収支:+204億ユーロ(予想:+215億ユーロ、5月:+253億ユーロ←+249億ユーロ)
【要人発言】
・内田日銀副総裁
「追加利上げ,個人的には慎重に考えるべき」(午後)
「総裁との間に考えの違いがあるということではない」
「日銀の政策変更に伴う円安修正、株価下落要因の1つ」
「今の市場がどのように落ち着いていくのかはまだわからない」
「景気は緩やかに回復、先行きも潜在成長率を上回る成長を続ける」(午前)
「経済や物価が見通しに沿って展開していくなら、緩和度合いの調整が必要」
<TY>