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インテリックス Research Memo(5):2025年5月期中間期は期初計画を上回る大幅増益を達成(2)

2025年02月21日 13:05 銘柄/投資戦略

*13:05JST インテリックス Research Memo(5):2025年5月期中間期は期初計画を上回る大幅増益を達成(2) ■インテリックス<8940>の業績動向

(2) ソリューション事業分野
ソリューション事業分野の売上高は前年同期比85.2%増の5,156百万円、売上総利益は同154.5%増の2,137百万円、営業利益は同175.7%増の1,504百万円と大幅増収増益となった。

物件販売の売上高は、一棟収益物件の売却に加えて「アセットシェアリング+」(東京(両国)、川崎、札幌にある3つのレジデンスを組み入れ)で555百万円を計上したことにより同113.3%増の3,306百万円、売上総利益で同362.8%増の1,507百万円となった。好採算な一棟収益物件を売却したことで売上総利益率は前年同期の21.0%から45.6%と大きく上昇した。

ホテル事業や収益物件共同事業等のその他収入の売上高は、同94.7%増の1,379百万円となった。ホテル事業の売上高が「LANDABOUT(ランダバウト)」(東京都台東区)や「モンタン博多」(福岡県福岡市)の宿泊単価及び稼働率の上昇により前年同期比24.6%増の6億円強となったほか、再生住宅パートナーによる収益物件共同事業が増収分の大半を占めた。売上総利益も増収効果により同46.9%増の379百万円となったが、相対的に利益率の低い収益物件共同事業の売上構成比が上昇したことにより、売上総利益率は前年同期の36.5%から27.5%に低下した。また、賃貸収入については収益物件の売却を進めたことにより、売上高で同10.5%減の470百万円、売上総利益で同2.1%減の250百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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