新興市場銘柄ダイジェスト:窪田製薬HD、WASHハウスがストップ高
*15:23JST 新興市場銘柄ダイジェスト:窪田製薬HD、WASHハウスがストップ高
<7352> TWOST 2116 +111
大幅に反発。ビジネスメディアに河端保志CEOのインタビューが掲載されたと発表している。河端氏は、インフレを受けた賃金上昇の流れについて「私たちのビジネスにおいて非常に追い風になる」と述べ、海外企業と国内エンジニアのマッチング実現に向けて精力的に事業開発を行っているという。また、河端氏の経営に対する心構えが「高い成長率を出していくことにある」とされたことも好感されているようだ。
<4596> 窪田製薬HD 105 +30
ストップ高。米子会社のクボタビジョンが開発する遠隔眼科医療用網膜モニタリング機器「eyeMO」に関し、インドのAUROLAB社と基本合意書を締結したと発表している。AUROLAB社がインド、パキスタン、アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、モルディブ、ネパール、スリランカなどの市場で、低価格化したeyeMOの商業化に向けた製品開発・製造・販売に関するライセンスを窪田製薬ホールディングスから独占的に取得する。
<6537> WASHハウス 510 +80
ストップ高。吸血性の害虫「トコジラミ」に関する報道が引き続き買い材料視されている。報道によると、被害が相次ぐ韓国では自治体が駆除に乗り出しており、日本でも急増する懸念があるという。WASHハウスが展開するコインランドリーでは布団やシーツなども洗濯できる上、70度の高温乾燥で仕上げているとされることから、害虫対策銘柄として買いが膨らんでいるようだ。
<4978> リプロセル 189 -16
年初来安値。第三者割当で新株予約権数10万個(潜在株式数1000万株)を発行すると発表している。調達資金の約20.88億円は、新規パイプラインの導入・治験に係る費用などに充当する。自社に加え、他社からの新規パイプラインの導入・治験に係る費用として予定しているという。発行済株式総数に対する潜在株式数の割合は約11.75%で、将来的な株式価値の希薄化懸念から売り優勢となっているようだ。
<4431> スマレジ 2918 +71
大幅に反発。クラウドPOSレジ「スマレジ」の11月現在の有料プラン登録店舗数が前月比705店増の3万3737店だったと発表している。増加数の伸びも前月(573店増)から拡大した。内訳を見ると、ポイント管理や電話サポートが付与された上位プラン「プレミアムプラス」が295店増の1万1639店(前月は170店増)と好調だった。無料プランを含むアクティブ店舗数も4万1689店となり、前月(4万0722店)から増加している。
<2342> トランスG 266 +6
大幅に5日ぶり反発。連結子会社の安評センター(静岡県磐田市)がリードファーマ(大阪府吹田市)と共同研究開発契約を締結すると発表している。リードファーマが開発する核酸医薬品について、安評センターの久留米モダリティ分析センターの質量分析機器を用いて分析方法を確立する。核酸医薬は、遺伝情報を司る核酸を医薬品として利用するもので、従来の低分子医薬品などでは狙えない細胞内の分子を創薬ターゲットにできる。
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