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新興市場銘柄ダイジェスト:スキー場開発は大幅続落、BASEが大幅反発

2025年03月10日 15:36 銘柄/投資戦略

*15:36JST 新興市場銘柄ダイジェスト:スキー場開発は大幅続落、BASEが大幅反発 <4937> Waqoo  996  +11
反発。7日の取引終了後に、取得する株式の総数100,000株(自己株式を除く発行済株式総数の2.76%)、または取得価額の総額1億円を上限として、自社株買いを実施すると発表し、好材料視されている。取得期間は、3月10日から9月30日まで。自社株買いの理由は、資本効率の向上及び経営環境の変化に応じた機動的な資本政策を実施するためとしている。


<9348> ispace  654  +9
反発。7日の取引終了後にスペースデータと月データ市場の拡大および月面デジタルツインの構築に向けた戦略的協業を開始すると発表した。ispaceの探査ミッションで取得した月面データを活用し、両社で高精度な地形モデルの構築を目指す。さらに、宇宙ロボットや探査機の動作検証に加え、通信遅延や低重力環境など月特有の物理シミュレーションを実施できるシステムの開発を行う予定。また、本日、月面水処理実証試験装置の月面実証を目指し、栗田工業とペイロード輸送に関する覚書を締結したことも発表した。


<9256> サクシード  810  +7
反発。7日の取引終了後に25年3月期の期末配当予想を前回予想の14円から16円(前期末は14円)に上方修正することを発表し、好材料視されている。配当予想修正の理由について、同社は将来の事業展開に備えた内部留保の確保に努めるとともに、株主へ安定的な配当の実施を通じた利益還元を行うことを基本方針としており、25年3月期においては、売上高及び利益面について、開示している業績予想値を達成できる見通しとなったためとしている。


<6040> スキー場開発  1226  -63
大幅続落。25年7月期業績予想及び配当予想の上方修正を発表した。通期売上高を96.00億円から98.50億円(2.6%増)、経常利益を16.85億円から18.75億円(11.3%増)に上方修正した。例年よりも早く全コースをオープンすることができたことや、白馬エリアを中心にインバウンドの客数が大幅に増加したこと等が要因としている。あわせて株式1株につき3株の割合をもって分割することも発表し、期末配当予想も従来予想の10円から3円50銭(分割前換算10.5円)に実質増額修正した。


<5892> yutori  2224  -17
続落。7日の取引終了後に月次KPIを発表、2月の売上高は前年同月比220.8%となった。前年より営業日数が1日少なかったものの、秋冬商品の最終消化が進んだことから、予算に基づき順調に進捗した。アイテム別では、「9090」の9090 OG LogoをあしらったZip HoodieやSweat Pantsが好調だった。Instagramのフォロワー数は特に「PAMM」の伸びが顕著であり、合計で1.6万人増加した。ただ、株価へのポジティブな影響は限定的となっている。


<4477> BASE  454  +70
大幅反発。7日受付でメルコホールディングスの牧寛之社長が大量保有報告書を提出したことを受けて買われている。報告書によれば、牧寛之社長の保有比率は5.40%(6,288,500株)となり、新たに5%を超えたことが判明した。保有目的は、支配権プレミアムの獲得を目標に、安定株主として保有するとしており、目標に対して経営陣から賛同を得られない場合は、売却することがあるとしている。報告義務発生日は3月7日。 <ST>

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