個別銘柄戦略:サカタのタネやベステラなどに注目
*09:01JST 個別銘柄戦略:サカタのタネやベステラなどに注目 先週末16日の米株式市場でNYダウは145.13ドル安の38627.99、ナスダック総合指数は130.52pt安の15775.66、シカゴ日経225先物は大阪日中比310円安の38300円。為替は1ドル=150.10-20円。今日の東京市場では、23年12月期営業利益が28.2%増と従来予想の15.8%増を上回り中期経営計画の数値目標引き上げ・表現革新振興財団の設立・自社株消却なども発表した三菱鉛筆<7976>、24年5月期純利益予想の上方修正と発行済株式数の1.13%上限の自社株買いを発表したサカタのタネ<1377>、24年1月期業績見込みを上方修正したベステラ<1433>、2450万株の自社株消却を発表した東京海上<8766>、フィリピン地場企業への太陽光発電システム導入プロジェクトが環境省の支援事業に採択された東京センチュ<8439>、東証スタンダードでは、発行済株式数の5.2%上限の自社株買いを発表したヤマシタヘルスケアHD<9265>、発行済株式数の3.10%上限の自社株買いと買付け委託を発表したメディシス<4350>、MBO(経営陣が参加する買収)を実施すると報じられたスノーピーク<7816>などが物色されそうだ。一方、東証スタンダードで、23年12月期(9ヵ月決算)営業損益が2.96億円の赤字となったガーラ<4777>、営業利益が前期24.7%減・今期17.6%減予想と発表したアップル<2788>、新株式発行と自社株処分・株式売出しを発表したきちりHD<3082>などは軟調な展開が想定される。 <CS>