2024年2月期連結本決算経常見通し上方修正。14.9%増益を予想。
【業績予想/決算速報】ダイセキ<9793>が1月5日に発表した業績予想によると、2024年2月期本決算の経常損益は前回予想(14,300百万円)から上方修正され、14.9%増益の15,000百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは14,511百万円を予想している。
決算期 |
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202302 本
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202402 本
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202402 本
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202402 本
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202311 Q3
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202402 Q4
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2023/04/05
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58,572
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12,711
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13,060
|
8,666
|
12
|
会社予想
|
2024/01/05
|
68,000
|
14,800
|
15,000
|
9,200
|
12
|
従来予想
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2023/10/02
|
66,000
|
14,200
|
14,300
|
8,800
|
12
|
コンセンサス
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2024/01/04
|
66,912
|
14,375
|
14,511
|
9,002
|
3
|
コンセンサス
|
2024/01/04
|
16,659
|
3,581
|
3,484
|
2,220
|
3
|
コンセンサス
|
2024/01/04
|
16,115
|
3,178
|
3,200
|
2,000
|
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社グループの今年度は、原材料やエネルギー価格の高騰による処理原価の上昇や、半導体業界等の生産回復の遅れによる影響を受けたものの、国内各エリアにおいてシェアアップを図ることにより、事業を拡大してまいりました。また、世界的にカーボンニュートラルへの動きが本格化する中、当社グループのリサイクル中心の処理方法やリサイクル燃料に対する社会的評価は一段と高まってまいりました。なかでも、株式会社ダイセキ環境ソリューションが手掛ける土壌汚染処理関連事業は、継続して高付加価値案件の受注やコンサルティング営業に注力したことにより、中京・関東・関西エリアでの大規模土壌処理案件が業績に大きく貢献しました。これらにより、連結業績予想の売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を上方修正いたします。(注)上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の実績等は、業績の変化等により、上記予想数値と異なる場合があります。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社は、株主各位への積極的な利益還元を実行していくため、業績に対応した配当の実施、自社株式取得等による株主還元を最重要課題として考えております。従って、業績の推移、業界環境、配当性向を勘案し、併せて経営基盤ならびに企業体質の強化と中長期的な事業展開に備えるための内部留保の充実などを勘案して、配当を決定する方針を採っております。この基本方針に基づき、当期の業績状況および中期経営計画の進捗状況を鑑み、株主の皆様の日ごろのご支援に応えるべく、期末の1株当たり配当予想を普通配当4円増配するとともに、2024年2月期の当社単体の営業利益が初めて100億円を上回る見込みであることを踏まえ、1株当たり2円の記念配当を実施させていただくこととしました。これにより、2024年2月期の期末配当は36円となる予定です。なお、1株当たり年間配当金は、中間配当金30円と合わせた1株当たり66円となる予定です。