2024年6月期連結本決算経常見通し下方修正。73.1%減益を予想。
【業績予想/決算速報】エフオン<9514>が8月7日に発表した業績予想によると、2024年6月期本決算の経常損益は前回予想(900百万円)から下方修正され、73.1%減益の346百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは500百万円を予想している。
決算期 |
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202306 本
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202406 本
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202406 本
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202406 本
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202406 Q4
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2023/08/10
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16,949
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1,397
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1,286
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824
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12
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会社予想
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2024/08/07
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17,473
|
600
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346
|
281
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12
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従来予想
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2024/05/14
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18,000
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1,200
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900
|
630
|
12
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コンセンサス
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2024/08/06
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18,000
|
800
|
500
|
375
|
3
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コンセンサス
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2024/08/06
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3,914
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303
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当連結会計年度の連結売上高については、省エネルギー支援サービス事業において当初想定した新規受注案件が工事部材の値上りや人員確保の困難等により延期となったものの、電力小売事業において日本卸電力取引所の市場価格に連動した契約形態の浸透もあり一定の契約獲得が達成できたこと。また、グリーンエナジー事業においては木質バイオマス発電事業の電力売上高が各発電所の想定値からは乖離したものの、全体としてほぼ計画通りとなりました。一方、山林事業の原木販売に関してはグループ内発電所の燃料用に供給をシフトし外部販売の計画値を下回り、全体として計画値に対しやや未達の結果となりました。 連結営業利益、連結経常利益については、グリーエナジー事業の木質バイオマス発電事業の燃料チップ調達において流通する原木の含有水分量が高止まりしていることに加え調達単価の上昇から燃料消費量及び調達価格が想定値を大幅に超過し利益を減らすこととなりました。このほかに、各発電所のメンテナンス費用及び灰処理費用、山林事業の施業外部委託や各発電所に燃料供給する際の荷役、運賃に係る費用が想定値を超過しております。 親会社株主に帰属する当期純利益については、経常利益の減少が未達の主因であります。 このため「2024年6月期通期連結業績予想」を上記の通り修正いたします。※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。