2025年3月期連結本決算経常見通し下方修正。3.1%減益を予想。
【業績予想/決算速報】SGホールディングス<9143>が3月27日に発表した業績予想によると、2025年3月期本決算の経常損益は前回予想(91,000百万円)から下方修正され、3.1%減益の88,000百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは93,867百万円を予想している。
決算期 |
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202403 本
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202503 本
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202503 本
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202503 本
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202503 Q4
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2024/04/30
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1,316,940
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89,204
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90,850
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58,279
|
12
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会社予想
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2025/03/27
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1,478,000
|
87,000
|
88,000
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56,000
|
12
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従来予想
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2025/02/07
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1,470,000
|
90,000
|
91,000
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60,000
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12
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コンセンサス
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2025/03/26
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1,476,025
|
92,563
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93,867
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61,900
|
3
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コンセンサス
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2025/03/26
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359,186
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16,118
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15,253
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12,058
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
下半期(2024 年10月1日~ 2025年3月31日)におけるデリバリー事業の業績が想定を下回る見込であること、ロジスティクス事業の業績が想定を上回る見込であることを踏まえ、通期の業績予想を修正いたしました。デリバリー事業においては 、平均単価は2024年4月からの届出運賃の改定や、取引ごとの適正運賃収受の取組み等により想定通り進捗しています。一方で、実質賃金のプラス基調が定着していない中、消費者マインドの改善にも足踏みが見られることや、一部大手EC事業者による自社配送網拡大の動き等を要因に、競争環境の厳しさが継続していることから、通期の取扱個数は、予想の13.2億個には到達せず、13.1億個で着地する見込です。また、費用面に関しては、取扱個数に応じたコストコントロールを行っておりますが、持続的・安定的なサービス提供のためにはリソースの確保が必要だと考え、従業員の給与水準を一定程度維持できるよう、追加的な費用を織り込んでおります。このような事業環境等を踏まえ、デリバリー事業の業績を下方修正いたしました。ロジスティクス事業においては、紅海の通航回避による海上輸送の混乱やそれに伴う航空輸送へのシフトによる市場価格の変動に加え、価格交渉が進捗したこと等を要因に、海上・航空運賃が堅調に推移しております。また、地政学リスクの影響や新規顧客の獲得等により、海上貨物の取扱量が想定より好調に推移していること等も踏まえ、上方修正いたしました。不動産事業及びその他の事業につきましては、2024年11月8日公表の業績予想から変更ございません。以上を踏まえ、通期の営業収益、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の予想を修正いたしました。なお、業績予想の修正に伴う配当予想の修正はございません。(ご参考)2025年3月期 セグメント別通期業績予想 前回発表予想 今回修正予想 増減額 増減率営業収益 合計 百万円 百万円 百万円 % 1,470,000 1,478,000 8,000 0.5 デリバリー事業 1,024,000 1,020,000 △4,000 △0.4 ロジスティクス事業 370,000 382,000 12,000 3.2 不動産事業 24,000 24,000 - - その他 52,000 52,000 - -営業利益 合計 90,000 87,000 △3,000 △3.3 デリバリー事業 74,000 69,000 △5,000 △6.8 ロジスティクス事業 5,000 7,000 2,000 40.0 不動産事業 10,000 10,000 - - その他 2,000 2,000 - - 調整額 △1,000 △1,000 - -※ 本資料に記載されている業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて算定したものであり、実際の業績はこれらの数値と異なる結果となる可能性があります。