業績速報

2024年3月期業績予想に関するお知らせ

2024年3月期連結本決算経常見通し。赤字縮小を予想。

2023年06月05日 16:00 秩父鉄道(9012)
サプライズ度: 評価なし
業績進捗状況: 評価なし
対前年成長率:
会社予想
サプライズ度

【業績予想/決算速報】秩父鉄道<9012>が6月5日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は対前年で13.2%赤字幅縮小の270百万円の赤字になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期120百万円の赤字となる見通し。

決算期
202303 本
202403 本
202403 本
202309 中
202309 中
月数
区分
発表日
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12
会社実績
2023/05/12
4,688
-361
-311
-5,046
12
会社予想
2023/06/05
5,210
-220
-270
20
12
従来予想
2023/05/12
--
--
--
--
6
会社予想
2023/06/05
2,560
-110
-120
160
6
従来予想
2023/05/12
--
--
--
--

※単位は百万円:今回会社から発表された内容

業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
2024年3月期の業績予想につきましては、前期において固定資産の減損損失を計上したことなどから、減価償却費等を改めて算定しておりましたが、現時点における入手可能な情報や予測に基づき、業績予想を策定いたしましたので、ここに公表いたします。前期実績と比較し増収となる要因は、各事業においてコロナ禍からの回復が一定程度見込めること、SL料金、遊船料金の改定や索道運賃の改定、各種イベントの企画増を予定していること、不動産事業において新規賃貸物件が稼働することなどによるものです。一方、費用面では、減価償却費が固定資産の減損に伴い減少するものの、引き続く電力料金の値上がり、高止まりの影響を大きく受けること、施設の修繕費も増加することなどから、営業費用は増加する見込みです。当社といたしましては、公共交通事業者としての責務を果たし続けていくためにも、鉄道事業の採算性のほか多面的な検証を行い、適正な運賃・料金の検討を進め、当局をはじめとする関係者と早期の実現に向け、協議してまいります。併せて、観光事業にも一層注力し、沿線の魅力を高め、旅客誘致に努めます。これらを実現するための体制づくりとして、新年度より組織を見直しました。これにより、グループ全体の観光事業の再構築と、より安定的で収益力の高い不動産事業への転換を目指してまいります。更には、グループ会社の統合・再編も視野に入れ、経営の効率化による早期の業績改善と強固な経営基盤の構築を図ります。以上により、営業収益は5,210百万円、営業損失は220百万円、経常損失は270百万円と予想しております。また、先月実施した有価証券の売却による売却益312百万円を特別利益として計上することから、親会社株主に帰属する当期純利益は20百万円を予想しております。なお、業績予想につきましては、発表日現在に入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

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