2024年3月期連結本決算経常見通し下方修正。3.1%減益を予想。
【業績予想/決算速報】アコム<8572>が11月9日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(90,600百万円)から下方修正され、3.1%減益の84,800百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは88,226百万円を予想している。
決算期 |
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202303 本
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202403 本
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202403 本
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202403 本
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202309 中
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202309 Q2
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202312 Q3
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2023/05/11
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273,793
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87,287
|
87,485
|
54,926
|
12
|
会社予想
|
2023/11/09
|
293,100
|
84,500
|
84,800
|
52,900
|
12
|
従来予想
|
2023/07/28
|
284,300
|
90,400
|
90,600
|
57,900
|
12
|
コンセンサス
|
2023/11/08
|
290,416
|
87,826
|
88,226
|
55,837
|
6
|
会社予想
|
2023/07/28
|
140,000
|
45,600
|
45,700
|
29,500
|
3
|
コンセンサス
|
2023/11/08
|
71,700
|
16,200
|
--
|
--
|
3
|
コンセンサス
|
2023/11/08
|
73,000
|
27,200
|
--
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--
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
(1)連結業績予想の修正について営業収益は、営業貸付金利息や信用保証収益の増加を主因に1,442億円(前回の第2四半期予想比42億円増)となる見込みです。加えて、第2四半期までの状況を踏まえて通期の営業収益を見直しした結果、営業収益は2,931億円(前回の通期予想比88億円増)となる見通しです。営業費用は、貸倒関連費用や広告宣伝費の増加を主因に1,000億円(前回の第2四半期予想比56億円増)となる見込みです。貸倒関連費用については業容拡大に加えて、ローン事業の新客数増加などにより貸倒損失額および貸倒引当金が増加、広告宣伝費についてはインターネット経由の新客数増加により増加する見込みです。加えて、第2四半期までの状況を踏まえて通期の営業費用を見直しした結果、営業費用は2,086億円(前回の通期予想比147億円増)となる見通しです。以上の結果、営業利益は845億円(前回の通期予想比59億円減)、経常利益は848億円(前回の通期予想比58億円減)、親会社株主に帰属する当期純利益は529億円(前回の通期予想比50億円減)となる見通しです。(2)個別業績予想の修正について営業収益は、営業貸付金利息や信用保証収益の増加を主因に1,056億円(前回の第2四半期予想比15億円増)となる見込みです。加えて、第2四半期までの状況を踏まえて通期の営業収益を見直しした結果、営業収益は2,146億円(前回の通期予想比40億円増)となる見通しです。営業費用は、貸倒関連費用や広告宣伝費の増加を主因に759億円(前回の第2四半期予想比55億円増)となる見込みです。貸倒関連費用については業容拡大に加えて、ローン事業の新客数増加などにより貸倒損失額および貸倒引当金が増加、広告宣伝費についてはインターネット経由の新客数増加により増加する見込みです。加えて、第2四半期までの状況を踏まえて通期の営業費用を見直しした結果、営業費用は1,561億円(前回の通期予想比125億円増) となる見通しです。以上の結果、営業利益は585億円(前回の通期予想比85億円減)、経常利益は646億円(前回の通期予想比81億円減)、親会社株主に帰属する当期純利益は458億円(前回の通期予想比56億円減) となる見通しです。※業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、最終の業績は今後さまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があります。