2024年3月期連結本決算経常見通し上方修正。12.2%減益を予想。
【業績予想/決算速報】竹田iPホールディングス<7875>が5月8日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(800百万円)から上方修正され、12.2%減益の932百万円になる見通し。
決算期 |
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202303 本
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202403 本
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202403 本
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2023/05/12
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32,863
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939
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1,061
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840
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12
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会社予想
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2024/05/08
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31,669
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820
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932
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851
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12
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従来予想
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2024/02/13
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32,000
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800
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800
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650
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
世界半導体市場の回復の遅れにより半導体関連マスク事業が低迷し、物販事業では大型の機械販売が次年度にずれ込んだため、売上高が前回予想を下回る見込みとなりましたが、営業利益は計画通りに推移いたしました。経常利益は営業外収益の上振れにより、前回予想を上回る見込みとなりました。 なお、半導体関連マスク事業を行う海外子会社PROCESS LAB.MICRON VIETNAM CO.,LTD.(所在国:ベトナム社会主義共和国)が保有する固定資産について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、将来の回収可能性を検討した結果、減損損失41百万円を特別損失に計上いたします。また、同社にて貸倒引当金繰入額49百万円(本日公表「当社子会社における業務上の横領に関するお知らせ」をご参照ください。)を同じく特別損失に計上いたしますが、当社で当初予定しておりました固定資産の除却(固定資産除却損80百万円の計上)を延期したことや繰延税金資産の増加などにより、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても前回予想を上回る見込みとなりました。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社は、株主の皆様へ安定的な配当を行うことを基本とし、業績、配当性向に加え、企業体質強化のための内部留保にも配慮しながら、総合的に勘案する方針をとっております。このうち内部留保金は、中長期的な観点から成長が見込まれる分野の事業拡大に向けた設備投資、M&Aと研究開発投資などを中心に、有効活用することを基本としております。 当初、2024年3月期の期末配当金は、創業100周年の記念配当2円を含めまして14円を予想しておりましたが、上記の方針及び今回の業績予想の修正を踏まえまして、普通配当2円を増配して16円とすることといたしました。この結果、年間配当金は中間配当金10円と合わせまして26円となります。