2023年12月期連結本決算税引前見通し下方修正。79.4%減益を予想。
【業績予想/決算速報】ダイレクトマーケティングミックス<7354>が2月9日に発表した業績予想によると、2023年12月期本決算の税引前損益は前回予想(1,970百万円)から下方修正され、79.4%減益の1,180百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは5,950百万円を予想している。
決算期 |
|
---|---|
|
202212 本
|
|
202312 本
|
|
202312 本
|
|
202312 本
|
月数
|
区分
|
発表日
|
売上高
|
営業利益
|
経常利益
|
当期利益
|
---|---|---|---|---|---|---|
12
|
会社実績
|
2023/02/14
|
34,674
|
5,771
|
5,731
|
3,803
|
12
|
会社予想
|
2024/02/09
|
26,850
|
1,220
|
1,180
|
310
|
12
|
従来予想
|
2023/11/14
|
27,500
|
2,000
|
1,970
|
1,290
|
12
|
コンセンサス
|
2024/02/08
|
35,665
|
5,995
|
5,950
|
4,030
|
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
今回の修正理由としましては、決算作業の進捗によって確度の高い集計値が算出され、親会社の所有者に帰属する当期利益の乖離率が開示基準を超えたため、業績予想値を変更いたします。 前回業績予想と比較すると、売上収益につきましては、650 百万円減少し26,850 百万円となる見通しです。利益項目につきましては、営業利益は前回予想と比べて780 百万円減少し1,220 百万円、税引前利益は前回予想と比べて790 百万円減少し1,180 百万円、当期利益は前回予想と比べて980百万円減少し310 百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は前回予想と比べて980 百万円減少し310 百万円となる見通しです。 2023 年12 月期に当社の連結子会社である株式会社マケレボ(以下、「マケレボ」といいます。)において発覚した請求に関する不適切行為(以下「本件」)に関し、本件に係る調査報告書において対象となった行為の顧客及びその親会社との間でマケレボが解決金を支払う方針で早期解決を目指した協議が進められております。かかる協議が合意に至った場合に本件に関する全ての協議は終結する予定です。 当該解決金は顧客への支払として取り扱われるため、売上収益からの控除が生じる見通しとなっております。加えて、マケレボにおいて本件に係る売上収益の控除等による繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、親会社の所有者に帰属する当期利益の予想を下方修正することとなりました。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社は、株主の皆様への利益還元を経営の最重要課題の一つと位置付けており、今後の事業展開と財務体質の強化のため必要な内部留保を確保しつつ、総還元性向40%を目指していく考えです。剰余金の配当においては内部留保金と剰余金の水準を総合的に勘案し、EPS の成長に応じて配当金額を算出することを基本方針としております。 2023 年12 月期の期末配当予想につきましては、連結業績予想を修正する状況を勘案し、期末配当金を前回発表予想の6円から3円減額し、1株当たり3円とすることといたしました。※上記の通期連結業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後の様々な要因によって予想数値とは異なる可能性があります。