2024年8月期連結本決算経常見通し下方修正。38%減益を予想。
【業績予想/決算速報】TWOSTONE&Sons<7352>が3月19日に発表した業績予想によると、2024年8月期本決算の経常損益は前回予想(439百万円)から下方修正され、38%減益の194百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは500百万円を予想している。
決算期 |
|
---|---|
|
202308 本
|
|
202408 本
|
|
202408 本
|
|
202408 本
|
|
202402 中
|
|
202402 Q2
|
|
202405 Q3
|
月数
|
区分
|
発表日
|
売上高
|
営業利益
|
経常利益
|
当期利益
|
---|---|---|---|---|---|---|
12
|
会社実績
|
2023/10/13
|
10,056
|
319
|
313
|
170
|
12
|
会社予想
|
2024/03/19
|
13,879
|
202
|
194
|
63
|
12
|
従来予想
|
2024/01/16
|
13,225
|
449
|
439
|
240
|
12
|
コンセンサス
|
2024/03/18
|
13,700
|
500
|
500
|
270
|
6
|
会社予想
|
2024/01/16
|
--
|
--
|
--
|
--
|
3
|
コンセンサス
|
2024/03/18
|
3,340
|
119
|
119
|
65
|
3
|
コンセンサス
|
2024/03/18
|
3,410
|
191
|
191
|
104
|
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
2024年8月期の連結業績予想について、DX推進等により企業がIT投資を推進することに伴いITエンジニアの需要が堅調に推移する中で、当社グループは積極的な採用投資及び営業体制の強化に注力した結果、Midworks事業における稼働人数が想定より上振れが見込まれることにより、売上高は前回発表の予想より増収となる見通しです。一方で売上総利益についてはインボイス制度の導入による影響額が当初の見積もりより大幅に多く、売上総利益の減収につながっております。この結果、売上高が前回の発表予想より増収している状況にも関わらず、売上総利益の金額は当初の想定より17百万程度減益となる見通しです。この状況を受け中長期的に持続的な成長が可能な組織体制の構築を行うためには、期初に掲げていた採用および営業組織力強化の速度を速めるとともに、投資額を増加させることで強度をより強めていく必要があると考え、以下のとおり追加投資を行います。具体的には成長スピードを今後より一層加速させていくためには、戦略策定から開発現場までの一気通貫型支援体制を整えることが必要であると考えております。そのためには戦略策定などの上流から携わることのできるコンサルタントを中心とした採用投資と、1社あたりの参画エンジニア数を増加させることおよびエンジニアの単価向上を行うための組織体制構築のための投資を強める必要があると判断いたしました。人員補強および組織体制強化のための人件費および採用関連投資等に当初計画1,840百万円を計画しておりましたが、214百万円程度の積極的な追加投資を行うことを想定しております。その他、営業組織強化や社内システムの効率化等への投資等により、総額の販管費は当初計画3,328百万円に対して230百万円増の3,558百万円となる見通しです。本投資により当社グループの成長スピードをより一層加速させるとともに、また、中長期的に持続的な成長が可能な組織体制の構築を目指します。こうした状況を踏まえ売上高については増収となるものの、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益については前回発表の予想を下回る見通しとなりました。(注)上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。