2025年7月期連結本決算経常見通し下方修正。39.2%減益を予想。
【業績予想/決算速報】稲葉製作所<3421>が2月28日に発表した業績予想によると、2025年7月期本決算の経常損益は前回予想(3,600百万円)から下方修正され、39.2%減益の2,070百万円になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(1,520百万円)から下方修正され、690百万円となる見通し。
決算期 |
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202407 本
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202507 本
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202507 本
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202501 中
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202501 中
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2024/09/13
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42,414
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3,064
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3,402
|
2,441
|
12
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会社予想
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2025/02/28
|
42,820
|
1,750
|
2,070
|
1,410
|
12
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従来予想
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2024/12/13
|
44,290
|
3,240
|
3,600
|
2,450
|
6
|
会社予想
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2025/02/28
|
19,840
|
520
|
690
|
440
|
6
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従来予想
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2024/12/13
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21,030
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1,340
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1,520
|
1,030
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
鋼製物置事業については、価格改定効果が一巡したことから、需要の回復を見込んでいましたが、当社想定よりも回復が遅れているため、鋼製物置の販売が計画を下回る見通しとなりました。これは、物価上昇による買い控えが考えられ、このところの物価上昇が耐久消費財である鋼製物置の購買意欲に悪影響となっているとみられます。オフィス家具事業については、コミュニケーションの活性化や人材確保などにつながるオフィス環境の見直しが続いており、受注増を見込んでいましたが、価格競争の影響を受けて、オフィス家具の販売も計画を下回る見通しとなりました。 利益については、売上高が計画を下回ること、生産高低下により原価率が上昇すること、及び生産移管等による経費増などから、各段階利益が押し下げられ、計画を下回る見通しとなりました。このため、2025年7月期第2四半期(中間期)の連結業績については、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する中間純利益は、いずれも前回発表予想を下回る見通しであります。 通期についても、厳しい事業環境は足許においても改善がみられず、上記を踏まえて見直しを行ったものであります。 なお、現時点では、2025年7月期の配当予想についての変更はございません。※上記の業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。