2024年3月期連結本決算経常見通し下方修正。64%減益を予想。
【業績予想/決算速報】秀英予備校<4678>が3月27日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(314百万円)から下方修正され、64%減益の146百万円になる見通し。
決算期 |
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202303 本
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202403 本
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202403 本
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2023/05/10
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10,724
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403
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406
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169
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12
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会社予想
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2024/03/27
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10,320
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130
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146
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-560
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12
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従来予想
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2024/02/08
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10,600
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300
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314
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-300
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社グループとしては、夏期講習の一般生募集及び9月入学が年間の業績に大きく影響しますが、特に高単価の現中3生が、対前年でスタート数がマイナスであったことから夏期講習募集が不調となりました。そのため、第2四半期の状況を踏まえ、将来の安定的な収益を確保すべく小学生低学年からの生徒の“囲い込み”に注力するとともに、下半期における各種講習会の単価アップに取り組んでまいりました。前者については、2023年11月に開催した『公開実力テスト』等を通して小学生の塾生数は増加傾向にあり、今後の収益の安定化が期待できます。しかしながら、後者については、重点活動として取組んできたものの、小学生低学年からの生徒の“囲い込み”との両立は難しく、エリア別の単価アップの達成具合にばらつきが生じ、想定した計画値を達成することはできませんでした。 営業費用におきましては、節電による水道光熱費の削減、教材費の削減に取り組み、一定の成果を上げることができ110百万削減しましたが、売上の減少分を賄うには至りませんでした。 特別損失におきましては、1.特別損失の計上について にて記載の通り、主に静岡県の2拠点校において、より好立地な移転を行うために多額の特別損失を計上するところとなっております。この結果、2024年3月期の連結業績予想は、前回発表予想と比較して、売上高は280百万円の減少、営業利益は170百万円の減少、経常利益は168百万円の減少、親会社株主に帰属する当期純利益は260百万円の減少となりました。