業績速報

業績予想の修正に関するお知らせ

2024年3月期連結本決算経常見通し下方修正、赤字予想に。

2023年10月25日 15:00 関東電化工業(4047)
サプライズ度:
業績進捗状況: 評価なし
対前年成長率:
会社予想
サプライズ度

【業績予想/決算速報】関東電化工業<4047>が10月25日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(4,300百万円)から下方修正され、1,600百万円の赤字になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは5,050百万円を予想している。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(100百万円)から上方修正され、130百万円となる見通し、直前のIFISコンセンサスを35%下回る水準となっている。

決算期
202303 本
202403 本
202403 本
202403 本
202309 中
202309 中
202309 中
202309 Q2
202312 Q3
月数
区分
発表日
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12
会社実績
2023/05/15
78,675
12,947
13,679
9,382
12
会社予想
2023/10/25
63,800
-2,000
-1,600
-1,600
12
従来予想
2023/08/10
77,500
4,500
4,300
3,150
12
コンセンサス
2023/10/24
77,250
5,150
5,050
3,500
6
会社予想
2023/10/25
34,800
-430
130
250
6
従来予想
2023/08/10
35,500
0
100
250
6
コンセンサス
2023/10/24
35,300
200
200
300
3
コンセンサス
2023/10/24
18,999
1,611
1,059
610
3
コンセンサス
2023/10/24
19,730
2,550
2,500
1,500

※単位は百万円:今回会社から発表された内容

業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
 2024 年3月期第2四半期連結累計期間につきましては、精密化学品事業の主要顧客であります半導体メーカーの在庫調整による減産が継続しており、特にメモリ半導体の需給は未だ改善されておりません。この影響を受けた結果、半導体用特殊ガス類の販売数量が計画を下回って推移しているため、売上高、営業利益共に前回発表予想を下回る見込みであります。また、経常利益につきましては、為替差益の増加により前回発表予想を上回る見込みであります。 通期業績予想につきましては、半導体用特殊ガス類について、半導体の在庫調整が下期も継続すると想定されるため、販売数量が計画を下回ると見込まれることに加え、電池材料につきましても、電気自動車(EV)の一時的な成長鈍化による需給環境の悪化により、販売数量、販売単価共に計画を下回って推移すると見込まれるため、売上高、利益共に前回発表予想を下回る見込みであります。 また、配当金につきましては、配当性向20%を目安としておりますが、半導体市場、電気自動車市場共に一時的な在庫調整局面であり、長期的には安定的な成長が見込まれることから、配当予想(中間7 円、期末7 円、年間合計14 円)は変更しておりません。 なお、経営環境の変化を受けて、現在、中期経営計画の見直しを検討しており、11 月10 日に公表することを予定しております。主な内容として、数値目標の達成時期等の見直し、設備投資計画の見直し、資本コストを意識した経営の推進、政策保有株式の縮減を予定しております。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

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