2024年3月期連結本決算経常見通し上方修正。38.3%増益を予想。
【業績予想/決算速報】コメ兵ホールディングス<2780>が5月9日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(7,230百万円)から上方修正され、38.3%増益の7,479百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは6,360百万円を予想している。
決算期 |
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202303 本
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202403 本
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202403 本
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202403 本
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202403 Q4
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2023/05/15
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86,113
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5,168
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5,406
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3,706
|
12
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会社予想
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2024/05/09
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119,459
|
7,452
|
7,479
|
5,025
|
12
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従来予想
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2024/02/13
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106,000
|
7,200
|
7,230
|
4,820
|
12
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コンセンサス
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2024/05/08
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114,640
|
6,320
|
6,360
|
4,374
|
3
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コンセンサス
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2024/05/08
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30,499
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1,201
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
ブランド・ファッション事業の売上高は、個人買取の好調により、良質な商品を確保できたことに加え、インバウンド需要や新規出店等に向け法人仕入を積極的に行い、人気商品の在庫を潤沢に確保した結果、2023年3月期に移転オープンしたBRAND OFF 銀座本店やKOMEHYO GINZA、2023年11月にオープンしたKOMEHYO SHIBUYA等の旗艦店舗が、国内外の新しいお客さまとの接点となり、小売りが好調に推移しました。更に、同年11月後半以降、時計、バッグの高額品を中心に相場が下降したことを受け、期末に向けた増収増益基調を保つべく、グループ全体で営業を強化したことや相場動向を踏まえ、リスクの高い在庫を中心に法人販売の強化を継続したことで、当初想定以上に売上高を積み増すことにつながりました。 タイヤ・ホイール事業の売上高は、暖冬の影響もあり冬用タイヤの販売が伸び悩んだものの、新品・中古WEB販売、自社企画ホイールの国内外での販売が好調に推移したことにより、概ね想定通りの売上高となりました。 また、各事業の売上高増加に伴う売上総利益の増加等の結果、営業利益以下の各利益が増益となりました。 以上から、連結売上高と各利益が前回発表予想を上回る見込みとなりましたので、上記のとおり、2024年3月期連結業績予想を修正いたします。