2024年2月期連結本決算経常見通し上方修正。5.1%減益を予想。
【業績予想/決算速報】いちご<2337>が3月28日に発表した業績予想によると、2024年2月期本決算の経常損益は前回予想(6,000百万円)から上方修正され、5.1%減益の10,300百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは9,655百万円を予想している。
決算期 |
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202302 本
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202402 本
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202402 本
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202402 本
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202402 Q4
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2023/04/19
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68,093
|
12,492
|
10,848
|
9,409
|
12
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会社予想
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2024/03/28
|
82,700
|
12,900
|
10,300
|
12,000
|
12
|
従来予想
|
2024/01/11
|
--
|
9,500
|
6,000
|
10,000
|
12
|
コンセンサス
|
2024/03/27
|
74,763
|
11,740
|
9,655
|
11,870
|
3
|
コンセンサス
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2024/03/27
|
39,241
|
3,813
|
3,849
|
2,555
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当期においては、当社のすべてのセグメントが堅調に推移し、特にホテルの力強い需要により、ホテル関連収入(アセットマネジメントフィー、賃料収入、ホテルオペレーター収入)が期初の想定を大きく超過し、ストック収益の拡大に寄与いたしました。また、当社が運用するリートへのスポンサーサポートとして、いちごホテルリート投資法人(3463)への当社ブランドホテルを含む5ホテルの提供や「いちご・レジデンス・トークン」等のいちごオーナーズの成長による販売チャネルの拡大がフロー収益の拡大に寄与いたしました。さらに、金利スワップ取引の金利固定化コストが当初想定を下回るなどにより、営業外損益が改善いたしました。この結果、業績予想を上方修正いたします。なお、当社は、経営指標として1株当たり当期純利益をはじめとした収益性を重視しており、売上高の予想を行っておりませんが、今回、通期の売上高が前期実績比で10%以上の増加が見込まれることから、新たに開示をさせていただきます。当社は、サステナブル(持続可能)な社会を実現するための「サステナブルインフラ企業」として、大きな社会貢献を図るとともに、株主価値の最大化に取り組んでまいります。