2023年12月期連結本決算経常見通し下方修正。25.9%減益を予想。
【業績予想/決算速報】アミタホールディングス<2195>が2月6日に発表した業績予想によると、2023年12月期本決算の経常損益は前回予想(887百万円)から下方修正され、25.9%減益の530百万円になる見通し。
決算期 |
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202212 本
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202312 本
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202312 本
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月数
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区分
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発表日
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12
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会社実績
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2023/02/13
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4,824
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609
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715
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531
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12
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会社予想
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2024/02/06
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4,536
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472
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530
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308
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12
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従来予想
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2023/11/10
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5,283
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774
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887
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620
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※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
トランジションストラテジー事業領域において、循環型の事業創出・事業変革を統合的に支援する「Cyano Project(シアノプロジェクト)」に関して、大手企業を中心とした長期的視点でのサステナビリティへの機運の高まりから、多くの問い合わせが継続しています。しかし、グローバルサプライチェーンの不安定化等が深刻化する中で、短期的には足元の結果・評価に直結する事業活動を優先する企業が増加しています。その結果、ESG 施策に関する意思決定や商談スケジュールが後ろ倒しとなり、Cyano Project の受注速度が遅れております。またサーキュラーマテリアル事業領域において、資源価格の高騰や人員不足等に起因して製造業界が低調であること等により、セメント原料及び非鉄金属原料の取扱量が計画に対して10%程度減少したことや新商材の開発・提供の遅れ等が生じております。さらに、海外マレーシア事業において、直近では再資源化の取扱量は前年度を上回る回復をしているものの、第2四半期までの顧客企業の減産等の影響が残存し、計画に対して取扱量が約15%減少しております。このような状況等から、売上高は、主に上記の理由により予想を下回る見込みとなりました。営業利益は、計画に対する製造原価及び販売管理費の低減はあったものの売上高の減少などにより予想を下回る見込みとなりました。経常利益は営業利益の減少や計画に対するマレーシア事業に関わる持分法投資利益の減少など、親会社株主に帰属する当期純利益は経常利益の減少などにより、予想を下回る見込みとなりました。以上の結果、連結業績予想を修正いたします。なお、今回の連結業績予想修正に伴う配当予想の修正はありません。