概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、経済指標の改善が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 130207.96 +0.59％
14日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比766.93ポイント高(+0.59％)の130207.96で取引を終了した。129441.00から131083.7まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、後半は上げ幅を縮小させた。経済指標の改善が好感された。4月の経済活動指数は前年同月比で15.92％増加し、前月の5.34％（改定値）から大幅に改善した。一方、指数の上値は重い。ボベスパ指数は過去最高値水準で推移しており、過熱感から伸び悩む展開となった。また、米連邦公開市場委員会（FOMC）の開催が15-16日に控えるため、慎重ムードも強い。
【ロシア】
休場
【インド】SENSEX指数 52551.53 +0.15％
14日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比76.77ポイント高(+0.15％)の52551.53、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同12.50ポイント高(+0.08％)の15811.85で取引を終えた。
前半は軟調な展開を示したが、終盤は買い戻された。新型コロナウイルスワクチン接種の加速観測が引き続き支援材料。主要7カ国（G7）サミットでは、インドへのワクチン供給で協力姿勢が示された。また、好調な経済指標も好感された。4月1日から6月11日までの直接税収は前年同期比で85％増加したと報告された。4月の鉱工業生産は前年同月比で134.4％増加し、3月の増加率24％（改定値）と市場予想の121.1％を上回った。
【中国本土】
休場
＜CS＞
