日経平均寄与度ランキング（前引け）～日経平均は反発、東エレクとファーストリテの2銘柄で約93円押し上げ
16日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり205銘柄、値下がり18銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は反発。419.43円高の25805.30円（出来高概算7億172万株）で前場の取引を終えている。前週末13日の米国株式相場は反発。ダウ平均は399.64ドル高の29479.81ドル、ナスダックは119.70ポイント高の11829.29ポイントで取引を終了した。ワクチンの実用化が鍵となり、来年の回復への期待が強まり寄り付きから上昇。FRBが当面、大規模緩和を継続するとの見方も買い材料となった。米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。新型コロナ感染拡大への懸念が高まっているほか、外為市場で1ドル=104円60銭台と先週末15時頃に比べ20銭ほど円高・ドル安に振れていることなどが上値抑制要因となったが、寄付き段階では買いが優勢となった。取引開始前に発表された7-9月期の国内総生産（GDP）速報値が予想を上回ったことも買い安心感となった。
値上がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>となり、2銘柄で日経平均を約93円押し上げた。東エレクの他、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>など半導体関連が堅調。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは日本郵政<6178>で9.11％高、同2位はT＆DHD<8795>で7.80％高だった。日本郵政は前週末、21年3月期の純利益予想を2800億円から3400億円に引き上げた他、未定だった年間配当予想を50円とした。
一方、値下がり寄与トップはエーザイ<4523>、同2位はトレンド<4704>となり、2銘柄で日経平均を約7円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはZHD<4689>で3.50％安、同2位はDeNA<2432>で1.91％安だった。
*11:30現在
日経平均株価 25805.30(+419.43)
値上がり銘柄数 205(寄与度+434.84)
値下がり銘柄数 18(寄与度-15.41)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 32630 1600 +57.70
<9983> ファーストリテ 84400 970 +34.98
<6857> アドバンテ 7160 280 +20.19
<4543> テルモ 4466 137 +19.76
<6954> ファナック 24160 395 +14.24
<9984> ソフトバンクG 6731 64 +13.85
<6098> リクルートHD 4684 119 +12.87
<6762> TDK 13770 280 +10.10
<7267> ホンダ 3025 111 +8.01
<6971> 京セラ 6104 106 +7.64
<2413> エムスリー 8142 81 +7.01
<2502> アサヒ 4118 194 +7.00
<4503> アステラス薬 1656 37.5 +6.76
<7269> スズキ 5359 185 +6.67
<6988> 日東電 8060 180 +6.49
<8830> 住友不 3300 177 +6.38
<6645> オムロン 8310 170 +6.13
<9735> セコム 9966 160 +5.77
<9433> KDDI 3131 26 +5.63
<8801> 三井不 2131.5 133.5 +4.81
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4523> エーザイ 7859 -124 -4.47
<4704> トレンド 5720 -70 -2.52
<7733> オリンパス 2208.5 -17 -2.45
<4578> 大塚HD 4238 -34 -1.23
<4502> 武田 3569 -31 -1.12
<1721> コムシスHD 3125 -20 -0.72
<4452> 花王 7871 -15 -0.54
<4751> サイバー 6210 -70 -0.50
<2432> DeNA 1905 -37 -0.40
<9064> ヤマトHD 2587 -10 -0.36
<4689> ZHD 590 -21.4 -0.31
<8253> クレセゾン 1264 -7 -0.25
<6501> 日立 3864 -28 -0.20
<2871> ニチレイ 2992 -8 -0.14
<4151> 協和キリン 2913 -3 -0.11
<9432> NTT 2472 -4 -0.06
<4631> DIC 2622 -3 -0.01
<7211> 三菱自 196 -1 -0.00
＜CN＞
