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フィスコニュース

市況・概要 2021/04/10 14:38 一覧へ

ユーロ週間見通し:上げ渋りか、リスク選好的なユーロ買い拡大の可能性低い

■反発、米早期利上げ観測後退でユーロ買い強まる

今週のユーロ・ドルは反発。オランダ中央銀行総裁が、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)を7-9月期から段階的に縮小する可能性を示唆したことや、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月16-17日開催分)を受けて早期の緩和策縮小観測は後退し、ユーロ・ドルは一時1.1927ドルまで買われた。米国経済の早期正常化への期待は持続しており、ユーロ買い・米ドル売りは週末前にやや縮小したものの、1.19ドルを挟んだ水準で推移した。取引レンジ:1.1738ドル-1.1927ドル。

■伸び悩みか、米国経済の早期正常化への期待残る

来週のユーロ・ドルは伸び悩みか。ユーロ圏での新型コロナウイルス再拡大を懸念して欧州中央銀行(ECB)は今月開催される理事会で、現行の金融緩和策を長期間維持するとの方針を表明すると予想されている。一方、米国経済の早期正常化への期待は持続しており、米長期金利は下げ渋り、ユーロ売り・米ドル買いが優勢となりそうだ。

予想レンジ:1.1750ドル−1.1950ドル

■強含み、米早期利上げ観測後退でユーロ買い強まる

今週のユーロ・円は強含み。欧州諸国における新型コロナウイルスの感染再拡大を警戒して、ユーロ・円は一時129円台半ばまで下落した。しかしながら、米国の早期利上げ観測後退や米国株式の反転を意識したユーロ買い・円売りが優勢となり、ユーロ・円は週末前に130円台を回復した。取引レンジ:129円57銭−130円69銭。

■上げ渋りか、リスク選好的なユーロ買い拡大の可能性低い

来週のユーロ・円は上げ渋りか。欧州諸国における新型コロナウイルスまん延の影響が引き続き警戒されており、欧州中央銀行(ECB)は現行の金融緩和策を長期間維持するとみられる。米国経済の早期正常化への期待は持続しており、ユーロ買い・米ドル売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。米ドル・円相場に大きな動きがない場合、ユーロ・円は130円台後半で上げ渋る状態が続くとみられる。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・12日:2月小売売上高(1月:前月比-5.9%)
・14日:2月鉱工業生産指数(1月:前月比+0.8%)

予想レンジ:129円00銭−131円50銭


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