個別銘柄戦略:五洋建やクラレなどに注目
15日の米国市場では、NYダウが338.35ドル高の30199.90と上げ、ナスダック総合指数は154.80pt高の12594.84と史上最高値で終了。シカゴ日経225先物は大阪日中比130円高の26760。16日早朝の為替は1ドル＝103.60-70円（昨日大引け時は104.06円付近）。
本日の東京市場では、アップルのスマートフォン3割増産報道を受けて村田製<6981>、太陽誘電<6976>、TDK<6762>など電子部品株を中心に値上がりが予想される。米長期金利上昇で三菱UFJ<8306>、第一生命HD<8750>など大手金融株も堅調が期待できよう。トヨタ<7203>など自動車株は円高進行が圧迫材料となって上値は重そうだ。決算関連では、2020年10月期の復配と21年10月期の黒字転換予想を発表したパーク24<4666>、20年12月期の大幅増配（24円から44円）を発表したデイトナ<7228>、20年12月期の業績見通しを連続最高益予想からさらに上方修正したバリューコマース<2491>などの個別物色が予想される。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測された五洋建<1893>、クラレ<3405>、オープンハウス<3288>、四国化成<4099>、三井化学<4183>、太陽HD<4626>、小林製薬<4967>、フマキラー<4998>、ユニプレス<5949>、ディスコ
<6146>、豊田自動織機<6201>、デンソー<6902>、日産自<7201>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、ユニチャーム<8113>などに注目。
＜FA＞
