豪ドル週間見通し:弱含みか、早期利下げ観測が売り圧力に
■横ばい、利下げ想定の豪ドル売りは一巡
先週の豪ドル・円は横ばい。18日実施の豪総選挙で与党保守連合が予想に反して勝利したことから、豪ドル買いが先行。豪準備銀行(中央銀行)による6月利下げ観測が台頭し、豪ドル売りが広がったが、週末前に豪ドル売りは一巡し、対円レートは下げ渋った。取引レンジ:75円48銭-76円39銭。
■弱含みか、早期利下げ観測が売り圧力に
今週の豪ドル・円は弱含みか。先週公表された豪準備銀行(中央銀行)の5月理事会議事要旨では、「今後6カ月以内に政策緩和がなければ、経済見通しにとってあまり好ましくない」との見解が含まれており、6月利下げ観測による豪ドルへの売り圧力は続くとみられる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・30日:1-3月期民間設備投資(10-12月期:前期比+2.0%)
予想レンジ:74円50銭-76円50銭
<FA>