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市況・概要 2021/03/11 09:46 一覧へ

日経平均は2円安でスタート、キーエンスや花王などが下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29033.92;-2.64TOPIX;1921.06;+1.32

[寄り付き概況]

 11日の日経平均は2.64円安の29033.92円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日10日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は464.28ドル高の32297.02ドル、ナスダックは4.99ポイント安の13068.83で取引を終了した。2月の消費者物価指数(CPI)がインフレの抑制を示したため脅威が後退し寄り付き後、上昇した。10年債入札が冴えず、長期金利が下げ止まるとナスダック総合指数は上げ幅を縮小し下落に転じた。一方、下院が1.9兆ドルの追加経済対策法案を可決し早期成立の目処が立つと回復期待に景気循環株に買いが広がり、引けにかけて、ダウは上げ幅を拡大し史上最高値を更新し引けた。

 米国株式相場を受けた今日の東京株式市場は、寄り付き段階では売り買いが交錯した。米国市場でダウ平均が4日続伸で1300ドルを超す上昇となっており、東京市場でもリスクオンのムードが広がった。一方、明日の株価指数先物・オプション3月物の特別清算指数(SQ)算出を控え、積極的な買いを見送る動きがあることに加え、外為市場で1ドル=108円40銭台と昨日15時頃に比べ40-50銭ほど円高・ドル安に振れていることなどが株価の重しとなり、寄り付き段階では売り買いが拮抗した。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は2月28日-3月6日に国内株を2週連続で売り越した。売越額は1369億円だった。

 セクター別では、ゴム製品、陸運業、情報・通信業、電気機器、不動産業などが値下がり率上位、海運業、鉄鋼、石油石炭製品、鉱業、銀行業などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、花王<4452>、村田製<6981>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>、レーザーテック
<6920>、MS&AD<8725>、パナソニック<6752>、SMC<6273>、信越化<4063>、ZHD<4689>などが下落。他方、ファーストリテ<9983>、三菱UFJ<8306>、デンソー<6902>、コマツ<6301>、リクルートHD<6098>、マネックスG<8698>、ソフトバンク<9434>、国際帝石<1605>、東電力HD<9501>、日本製鉄<5401>などが上昇している。

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