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市況・概要 2021/06/21 16:01 一覧へ

日経平均は大幅に4日続落、米緩和縮小・経済減速を懸念、一時1100円超安

日経平均は大幅に4日続落。18日の米国市場でNYダウは大幅に5日続落し、533ドル安となった。セントルイス連銀のブラード総裁の発言を受け、金融緩和の早期縮小観測と経済減速への懸念が一段と強まった。「恐怖指数」とされる米株の変動性指数(VIX)
は節目の20を上回り、週明けの東京市場でもリスク回避目的の売りが先行。日経平均は457円安からスタートすると下げ幅を大きく広げ、後場の寄り付き直後には27795.86円(前週末比1168.22円安)まで下落する場面があった。

大引けの日経平均は前週末比953.15円安の28010.93円となった。下げ幅は2月26日(1202.26円安)に次ぐ今年2番目の大きさで、終値としては5月17日以来の安値水準。東証1部の売買高は13億0108万株、売買代金は2兆9466億円だった。業種別では、ゴム製品、化学、保険業が下落率上位で、その他も全般軟調。上昇したのは空運業のみだった。東証1部の値下がり銘柄は全体の93%、対して値上がり銘柄は6%となった。

個別では、ソフトバンクG<9984>が3%超、ファーストリテ<9983>や東エレク<8035>が4%超の下落。トヨタ自<7203>、レーザーテック<6920>、任天堂<7974>などその他売買代金上位も全般軟調だった。米長期金利の低下で三菱UFJ<8306>などのメガバンク株が売られ、T&DHD<8795>など保険株は大幅安。スズキ<7269>は国内工場の稼働一時停止がネガティブ視され、決算発表の西松屋チェ<7545>は朝高後売りに押された。また、特別損失計上を発表した名村造船<7014>は急落し、大紀アルミ<5702>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。一方、売買代金上位ではエーザイ<4523>とソニーG<6758>が逆行高。空運のJAL<9201>とANA<9202>も揃ってプラス圏に切り返した。また、タムラ製<6768>は賑わいが続き、東証1部上昇率トップとなった。
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