後場の日経平均は171円高でスタート、ネクステージやアドバンテストなどが高い
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;31918.27;+171.74TOPIX;2311.45;-0.74
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比171.74円高の31918.27円と、前引け(31917.48円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は31890円-31940円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=148.70-80円と午前9時頃から20銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数がプラス圏で推移し0.2%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後も底堅く推移し1.4%ほど上昇している。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。昨日低下した米長期金利が今日も落ち着いた動きとなっていることが東京市場の株価の支えとなっている。またダウ平均先物が下値の堅い展開となっているほか、香港や上海の中国株が底堅い動きとなっていることも東京市場の株価支援要因となっているもよう。一方、昨日の日経平均が今年最大の上げ幅となったこともあり、上値では戻り待ちの売りが出やすくなっているようだ。また、米国で今晩、9月の米卸売物価指数(PPI)、明日は9月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもある。
セクターでは、ゴム製品、輸送用機器、精密機器が上昇率上位となっている一方、海運業、鉄鋼、サービス業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ネクステージ<3186>、アドバンテスト<6857>、TOWA<6315>、東電力HD<9501>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、ルネサス<6723>、HOYA<7741>、日産自<7201>が高い。一方、MRO<3064>、川崎船<9107>、日本製鉄<5401>、郵船<9101>、商船三井<9104>、伊藤忠<8001>、日本郵政<6178>、資生堂<4911>、三井住友<8316>、SMC<6273>が下落している。
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