ゼネテック Research Memo(8):2026年3月期までを目安に連結配当性向50%程度を目途とする
*13:08JST ゼネテック Research Memo(8):2026年3月期までを目安に連結配当性向50%程度を目途とする
■株主還元策
ゼネテック<4492>は株主への利益還元を経営上の最重要課題の1つと位置付けている。事業環境や財政状況、経営成績を考慮し、内部留保と配当のバランスをとった利益配分を行うことを基本的な考え方としている。2024年3月期は1株当たり10.0円の中間配当を実施し、期末配当は1株当たり14.5円※(配当性向48.9%)を予定しており、収益成長による企業価値の向上と配当金の継続によって株主に報いる方針が明確に読み取れる。また、2025年3月期は中間配当8.0円、期末配当10.0円の合計18.0円(配当性向48.2%)と予想しており、2026年3月期までを目安に連結配当性向50%程度を目途としている。中期経営計画ではさらなる成長方針を明確に打ち出しており、中長期的な株価向上に対する可能性も高いと弊社では見ている。
※同社は、株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家層の拡大と株式の流動性向上を図るために、2024年1月1日付けで普通株式1株につき3株の割合で株式分割を実施した。当該株式分割前の1株当たりの期末配当は43.50円となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)
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