新興市場銘柄ダイジェスト:弁護士コムは大幅に3日ぶり反発、マイクロアドがストップ高
*15:33JST 新興市場銘柄ダイジェスト:弁護士コムは大幅に3日ぶり反発、マイクロアドがストップ高
<9553> マイクロアド 683 +100
ストップ高。人材採用向けサービス「conel人材採用パッケージ」の提供を開始すると発表している。子会社のcory(東京都渋谷区)が提供する企業のLINE公式アカウントを活用したマーケティングサービスと自社のマーケティングプラットフォーム構築サービスが保有するビジネスデータを連携させる。LINEアカウントへの友だち集客、チャットボット機能を活用した企業認知向上施策やユーザーのエントリー誘導までをサポートする。
<4419> Finatext 605 +31
大幅に反発。グループ会社のナウキャスト(東京都千代田区)と東芝<6502>子会社の東芝データ(東京都港区)が電子レシートデータを用いた機関投資家向け分析サービスを開始すると発表している。東芝グループの電子レシートサービス「スマートレシート」の会員約150万人の購買統計データを活用し、ナウキャストが企業の売上を予測する。様々な販売チャネルでの購買行動を捕捉することで、高精度な分析が可能になるという。
<4019> スタメン 702 +26
大幅に反発。労働組合向けアプリ「TUNAG for UNION」の導入組合数が100組合を突破したと発表している。情報共有の促進による労働組合内のつながり強化のほか、DX化による業務効率化、労働組合専門のトレーナーが支援することで各労働組合の課題や目指したい姿に合わせた取り組みができるとしている。導入した伊藤忠商事<8001>の労働組合によると、アンケートの回答率が大幅に増加するなどの効果が表れているという。
<9212> GEI 720 +42
大幅に反発。23年9月期の営業損益予想を従来の1.92億円の赤字から1.06億円の赤字(前期実績0.99億円の赤字)に上方修正している。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のバイオファウンドリ事業で研究所の構築にあたり追加的な予算が交付されたほか、国内大手企業とのオイルパーム廃木にかかる調査契約を締結したため。売上原価や販管費の圧縮も赤字額を縮小させる見通し。
<6027> 弁護士コム 4455 +385
大幅に3日ぶり反発。宮崎県都城市が弁護士ドットコムの契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」を導入したと発表している。同市はクラウドサインを活用した電子契約サービスの運用をスタートさせる。全国の自治体でのクラウドサイン導入シェア率は70%になったという。クラウドサインは、契約の締結から管理、AIレビューまで一貫してデジタル上で完結できるプラットフォーム。
<4060> rakumo 1148 +94
大幅に続伸。企業向けグループウェア製品「rakumo」で一部製品の利用料金を改定すると発表している。円安進行やインフレに伴い、サーバー費用や人件費を含む開発コスト、サービス提供費用など各種費用が増加したため。改定は24年4月1日からで、1ユーザーライセンス/月で「rakumoカレンダー」を150円(従来料金100円)に、「rakumoボード」を200円(同150円)に変更するなど5製品の料金を50-100円引き上げる。
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