リブワーク Research Memo(2):熊本県を地盤として九州圏及び首都圏に展開する戸建住宅メーカー
*16:02JST リブワーク Research Memo(2):熊本県を地盤として九州圏及び首都圏に展開する戸建住宅メーカー
■会社概要
1. 会社概要
Lib Work<1431>は、経営理念に「住まいを通じて人々に豊かな暮らしと幸せを提供する」を掲げ、デジタルマーケティングをコアコンピタンスに、熊本県を地盤として九州圏及び首都圏に展開する戸建住宅メーカーである。
本社は熊本県山鹿市で、このほかの拠点として熊本市中央区にサクラマチオフィス、熊本県山鹿市に廃校をリニューアルしたリブワークラボを展開している。グループは同社、連結子会社4社の合計5社で構成されている。連結子会社のタクエーホーム(神奈川県横浜市)は神奈川県において建売を中心とする戸建住宅事業、幸の国木材工業(熊本県山鹿市)は木材プレカット等の製材加工販売事業を展開している。2024年6月期末時点(連結ベース)の資産合計は11,741百万円、純資産合計は4,570百万円、自己資本比率は38.9%、発行済株式数は24,151,540株(自己株式616,597株を含む)となっている。
2. 沿革
熊本県山鹿市に瀬口工務店を創業(1974年3月)した後、組織変更(1997年8月に有限会社化、2000年6月に株式会社化)及び(株)エスケーホームへの商号変更(2004年11月)を経て、2018年4月に現在のLib Workへ商号変更した。株式関係では2015年8月に福岡証券取引所Q-Boardへ株式上場、2019年6月に東京証券取引所(以下、東証)マザーズへ株式上場、2022年4月の東証の市場区分見直しに伴ってグロース市場へ移行した。
事業展開では2020年7月にタクエーホームを子会社化して首都圏への展開を本格化、2022年6月に全国の住宅会社・工務店向け住宅ソリューションサービスのマイホームロボ事業を開始、2023年5月に子会社である株式会社リブサービスにて住宅業界初のIPライセンス事業を開始、2023年7月に幸の国木材工業を子会社化して木材の安定供給体制を構築した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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