2025年5月期単体本決算経常見通し上方修正。35.4%減益を予想。
【業績予想/決算速報】クミカ<8887>が4月10日に発表した業績予想によると、2025年5月期本決算の経常損益は前回予想(113百万円)から上方修正され、35.4%減益の195百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202405 本 | 12 | 会社実績 | 2024/07/12 | 4,765 | 295 | 302 | 212 |
202505 本 | 12 | 会社予想 | 2025/04/10 | 5,438 | 176 | 195 | -677 | |
202505 本 | 12 | 従来予想 | 2025/01/14 | 4,674 | 143 | 113 | 79 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
1.売上高 2024年10月15日の「通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」にて、期初の時点では今期販売を計画していた販売用不動産につき、買い手候補との条件交渉が進まず、今期での販売の見込みが立たなくなってしまったため、来期の販売計画に変更いたしました。しかしながら、来期の販売計画に変更した物件が、その後当初計画とは別の買い手候補との条件交渉が順調に進み、今期の販売にいたりました。具体的には本日公表の「販売用不動産の売却に関するお知らせ」をご覧ください。一方、昨今の人件費及び建築資材の高騰などにより東京都内、神奈川県内の物件の販売計画の見直しを行い、合計801百万円の販売を来期に延期いたしました。その結果、前回予想より763百万円増加し、売上高は5,438百万円となる見込みです。2.営業利益上記の結果、営業利益は前回予想より33百万円増となり、176百万円を計上する見込みです。3.経常利益経常利益は投資事業組合利益62百万円を計上することにより、前回予想より81百万円の上方修正となる見込みです。4.特別損失本日(2025年4月10日)公表の「子会社の事業の全部休止、開発用不動産の減損損失並びに株式交換関連費用の発生、及びこれらに伴う特別損失の計上に関するお知らせ」をご覧ください。上記の非連結子会社である「莉斐股分有限公司」の業を休止したことによる関連費用として210百万円、株式会社シーラテクノロジーズとの株式交換関連費用として102百万円、開発用不動産(千葉県習志野市)につき工事施工会社と工事請負契約解除に伴う減損処理による減損損失437百万円、などにより特別損失779百万円を計上する見込みです。5.当期純利益上記「1.売上高」に記載の販売用不動産の売却により法人税等が256百万円増加する一方、「莉斐股分有限公司」の事業休止による特別損失及び開発用不動産の減損損失により法人税等が197百万円減少します。その結果、法人税等が合計59百万円の増加となる見込みです。その結果、2024年10月15日に公表した2025年5月期(2024年6月1日~2025年5月31日)通期業績予想を売上は763百万円、営業利益は33百万円、経常利益は81百万円上回り、上方修正となります。一方で、当期純利益は756百万円下回り、下方修正となります。(注)業績予想につきましては、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、6.78実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合がございます。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社は、株主の皆様に対する利益還元を会社運営における重要課題の一つとして認識しております。株主重視の方針に加え、今後の事業展開を勘案し、内部留保の充実、業績に応じた適正配当を行うとともに長期的な安定配当を維持することを基本方針としております。 2025年5月期の配当予想につきましては、通期業績予想を修正したことを踏まえ、上記の配当方針に則り、2024年10月15日の公表内容から期末配当を0.5円減配し、1株当たり1.50 円とさせていただきます。従いまして、中間配当を含めた年間配当は、1株当たり3.50円を予定しております。