2025年3月期連結第1四半期、業績見通し発表。
【業績予想/決算速報】豊トラスティ証券<8747>が8月7日に発表した業績予想によると、2025年3月期第1四半期の経常損益(税引き前損益)は1,252百万円となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202403 本 | 12 | 会社実績 | 2024/05/10 | 7,402 | 1,994 | 2,098 | 1,430 |
202406 Q1 | 3 | 会社予想 | 2024/08/07 | 2,827 | 1,214 | 1,252 | 768 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
連結業績見込み 2025 年3月期第1四半期累計期間における我が国経済は、消費活動の回復や企業活動の活発化が見られる中、6月の日銀短観にて発表された業況判断指数(DI)は、大企業製造業においては部材不足の緩和や価格転嫁の進展を受けて、2四半期ぶりに改善しました。大企業非製造業においても消費関連業種の景況感は高水準を維持しております。先行きの経済は、好調な企業収益による賃上げや設備投資の拡大を背景に、個人消費が持ち直し、内需主導で緩やかに回復する見通しであります。 米国では個人消費が底堅く推移する中において、6月の米国供給管理協会(ISM)景況感指数は製造業、非製造業ともに良し悪しの分かれ目となる 50 を下回る水準にあり、企業マインドが悪化しております。中国では年明けに持ち直した景気が再び減速し、国内需要の低迷が続いており、個人消費は一時的に強含む場面があるものの基調としては弱く、投資も低迷しております。先行きは米国においては金融環境の引き締まりなどを背景に実質GDP成長率は潜在成長率を下回る見通しであるものの、インフレ率の低下と利下げが景気を後押しし、成長率は緩やかに回復すると予想され、中国においては消費や投資の低迷が続き、景気はさらに減速する見通しであります。 このような環境のもとで、当社グループの当第1四半期連結累計期間の商品デリバティブ取引の総売買高440 千枚(前年同期比 68.3%増)及び金融商品取引の総売買高 738 千枚(前年同期比 5.9%減)となり、受入手数料 2,809 百万円 (前年同期比 76.1%増)、トレーディング損益 25 百万円の損失(前年同期は5百万円の利益)となりました。 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は営業収益 2,827 百万円(前年同期比 75.2%増)、純営業収益2,822 百万円(前年同期比 75.2%増)、経常利益 1,252 百万円(前年同期比 238.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益 768 百万円(前年同期比 217.5%増)を計上する見込みであります。