2026年3月期連結本決算経常見通し据え置き。22.3%増益を予想。
【業績予想/決算速報】フジッコ<2908>が10月24日に発表した業績予想によると、2026年3月期本決算の経常損益は前回予想を据え置き、22.3%増益の1,900百万円になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(650百万円)から上方修正され、710百万円となる見通し。
| 決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 202503 本 | 12 | 会社実績 | 2025/05/02 | 57,077 | 1,131 | 1,554 | 951 |
| 202603 本 | 12 | 会社予想 | 2025/10/24 | 56,600 | 1,650 | 1,900 | 1,350 | |
| 202603 本 | 12 | 従来予想 | 2025/07/31 | 58,500 | 1,650 | 1,900 | 1,350 |
| 202509 中 | 6 | 会社予想 | 2025/10/24 | 27,740 | 500 | 710 | 760 | |
| 202509 中 | 6 | 従来予想 | 2025/07/31 | 28,700 | 500 | 650 | 450 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
2025年7月31日に公表しました「連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ」の通り、当社は、2025年8月に子会社であった株式会社フーズパレットの全株式を譲渡しました。当該譲渡による特別利益および税効果の影響ならびに、9月以降の株式会社フーズパレットが連結から除かれる影響を織り込み、業績予想値を修正します。なお、今回の業績予想の修正は、フーズパレットを除く事業の状況も加味しております。フーズパレットを除く事業に関し、売上高は豆製品と価格改定したデザート製品の落ち込みが予想されるものの、これは付加価値販売の推進に伴う影響でもあり、経費コントロールと併せて進めることで利益は概ね当初の業績通り推移する見通しであります。当社は本年度よりスタートした中期経営計画に基づき、コアビジネスの強化や事業ポートフォリオの見直しなど、稼ぐチカラの復元を進めております。今回の子会社譲渡および付加価値販売へのシフトは、この方針に沿ったものであり、着実な成長の実現を目指してまいります。(注)上記の業績予想につきましては、現時点における入手可能な情報に基づいて算出しておりますが、今後の様々な要因により実際の業績は予想とは異なる結果となる可能性があります。